10月30日日曜に日テレ系列で、夜10時30分からドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』3話が放送されました。
前回、2話のネタバレ感想はこちら。↓
『霊媒探偵・城塚翡翠』話の概要
"犯人が視える"霊媒師・城塚翡翠(清原果耶)が人気推理作家・香月史郎(瀬戸康史)バディを組み、霊媒探偵として難事件に向かっていくストーリー!
証拠能力のない翡翠の"霊視"力は、証拠もなく、誰からも信じてもらえない。
「分かっているのに、助けられない。」苦悩する翡翠。
翡翠の言葉を信じた香月は、翡翠の霊媒による死者からのヒントを聞き、論理的に推理。
警察を動かし、犯人逮捕へ導くーー!!
おもな登場人物
- 城塚翡翠(清原果耶)…"犯人が視える"ヒロイン。死者から話が聞けるという。翠色の瞳を持った霊媒師。特殊な能力のせいで孤独な人生を送ってきた。
- 香月史郎(瀬戸康史)…人気推理作家。スバ抜けた論理力を持つ。翡翠と出会い、彼女の孤独でけなげな姿に引かれていく。洞察力を買われて、警察に捜査協力を依頼される。
- 千和崎真(小芝風花)…翡翠のアシスタント。霊媒師である翡翠を仕事の面だけでなく、身の回りの世話もする。翡翠にとって、お姉さん的な存在。
- 鐘場正和(及川光博)…警視庁捜査一課の警部。推理作家・香月の洞察力を買い、捜査協力を依頼する。現場たたき上げの刑事。
- 雨野天子(田中道子)…警視庁捜査一課の刑事。生真面目で規律を重んじる。自分を引き抜いてくれた鐘場に恩を感じつつも、翡翠たちに捜査を依頼することには疑問がある。
3話のあらすじ
香月(瀬戸康史)のサイン会に、アシスタントの千和崎真(小芝風花)と共に、差し入れを持ってやってきた翡翠(清原果耶)。
そこに「私たちの学校で起きている連続殺人事件を、解決してくれませんか?」と香月に頼む高校生・藤間菜月(當真あみ)が現れた。
第1の事件は2022年2月。第2の事件は2022年6月。
被害者は当時高1の武中遥香(門馬史織)。現場は、彼女が通う豊実高校近くの公園。
第2の事件の被害者は、北野由里(木村桃花)。同じ高校の2年生。現場は近くにある廃工場。
どちらも死因は頚部圧迫による窒息死。凶器は特定されていないが、柔らかい布状と推測される。
抵抗して犯人をひっかいた可能性があるが、爪が切られていて皮ふ片は検出されていない。着衣の乱れ、性的暴行の形跡はなし。も、2つの事件に共通していた。
この事件は、どちらも正面からの首を絞められるという手口。透明な悪魔はナイフを使うので手口が違う。別の犯人と考えられる。
透明な悪魔の事件の捜査で忙しい鐘場(及川光博)に代わり、蝦名(須賀健太)に第1の現場を案内してもらった香月。
翡翠は、香月のアシスタントとして同行。遺体発見現場で、遺体と同じような格好で寝ころぶ。
しかし、事件から半年以上が経っているため、霊視は出来なかった。
正面からの絞殺は、犯人が被害者にとって好きな男性なら、隙を見せるかもしれないと考える翡翠だった。
次に、第2の現場を見る。
犯人に追われてわざわざ逃げる場所ではないと推測した香月。
第1と同じで、親しい者の犯行と見られた。
第2の現場で「先輩…どうしてこんなこと。」とつぶやく翡翠。被害者を降霊したのだ。
翡翠が感じたのは、
- 首を絞められる感覚。
- 目の前をセーラー服の女の子。被害者と同じ制服の子がいた。
この2つだった。
北野由里は2年生。先輩は3年生。犯人は3年生の女の子。それが翡翠の霊視で推理された犯人像だった。
第1の被害者・武中遥香は写真部。第2の被害者は帰宅部。
まずは写真部の3年生を探るために、蝦名刑事に同行し、豊実高校の写真部に話を聞きに行った香月と翡翠。
顧問は、男性の石内(武田航平)先生。写真部に案内してくれた。
サイン会に来た菜月は、豊実高校の写真部に入っていた。
翡翠に制服を着てもらい、モデルとして撮影会を始める写真部員たち。
写真部員の3年生は、蓮見綾子(井頭愛海)のみ。
北野由里と同じ図書委員で、北野と親しかった3年生・藁科琴音(長澤樹)に北野の話を聞くと、藁科は、北野は蓮見のことが好きだった。と証言した。
さらに翡翠が、霊視で蓮見から魂の匂いが強いと言う。
藁科の話や、翡翠の匂いの話を聞いた香月は、蓮見をまず疑う。
が、すぐに第3の事件が起こってしまう。
被害者は、香月に事件解決をお願いしてきた菜月だった。
菜月と親しくしていた翡翠は、激しく動揺。また役に立てなかったと涙するのだった。
第3の事件の手口は、第1と第2と同じ正面からの絞殺。
香月の推理では、犯人は異常心理を持ったシリアルキラー。第3の事件が起こることは予測できたのに防げなかった。
菜月が持っていたトイカメラのフィルムは抜かれ、指紋も検出されなかった。
蓮見を犯人と見ていた香月だったが、ある疑問が出てくる。
大学時代に写真部だった香月が、カメラの知識でもって、ある推理を立てていくーーー!!
…というお話でした。
ちゃんと推理できるようになってた
前回の2話の感想で、最初に犯人の名前を言うのはどうなの?と腹が立っていた私。
感情移入できない!と怒ってたんですけど、3話ではボヤっと好きな男性。とか、3年生の女の子。とか、翡翠の言葉に、ブレが出ていました。
そのおかげでテレビを見てどの人が犯人?と、テレビの前で一緒に考えることができました。
ーーちょっとあいだでしたが。
2話より推理を楽しむことが出来てよかったです。
降霊シーンに本人のダブりが出てきた!
このドラマ、霊媒師の翡翠が降霊するシーンが出てきます。
1話2話と、降霊シーンになっても翡翠は翡翠のまま。目に見えるそのままの映像になっていました。
しかし、3話では降霊された人第3の被害者が、一瞬翡翠の顔にダブって現れ、香月にも降霊された人の姿が見えるようになってました。
このドラマを見た時、私は最初、降霊をファンタジーな映像で表現せず、見えるものだけを映像にするドラマだと解釈してました。
が、3話で降霊される人の顔を出てました。
1話では、降霊される人が香月に見えず、3話ではっきり見えるようになってきた。
これは、香月もだんだん霊が見えるようになってきた。という流れを表現してる?
最初は信じてない。といってましたよね、香月さん。
翡翠と寄り添うことで、翡翠の力を信じるようになり、同じものが見えてきた現れなのかも?
これから話が進めば、翡翠にしか見えなかった霊が、どんどん香月にも見えるようになってくるのでは?
いよいよミステリー要素より、霊媒師の話っぽくなってきました。
死んだ人の力ってあるの?
今回、守護霊の話が出てました。
死んだ身内が電波ででも何でも使って守ってくれるなんて、夢のような話だなぁ。
死んだら、そんな力が使えるようになれるのでしょうか?
亡くなった人に「見守っていて。」と話しかけることがありますが、本当に聞いてくれてたら嬉しいです。
夢のある話を見させてもらいました。
透明な悪魔の正体?
2話の終わりで、翡翠が透明な悪魔に襲われる夢を見ていた香月。
さらに3話の終わりでは、翡翠が自分の力で透明な悪魔を捕まえることができないか?と言ってました。
透明な悪魔が狙う被害者の特徴に当てはまる翡翠。
もし香月の夢が正夢だとして、翡翠の方から透明な悪魔に近づいていったら、危ないですよね?
心配!
あと、ここにきて鐘場が怪しくなってきてます。
透明な悪魔が、被害者を漂白してる情報を雨野さんに口止めしてるシーンがありました。
さらに次回予告で、鐘場に翡翠が「お嬢さんを亡くされてる。」と言って、キレられてる場面も映ってました。
鐘場が透明な悪魔?と疑われるような感じにも取れる。
でもまぁ、犯人だと最初に疑われる人は犯人じゃないことが多いから、鐘場はそう匂わせておいて、違うと思うんですよね。
自分が犯人なら、どうして自分を捕まえる捜査をするのか?
ただ、仕事だから?
変です。
少なくとも、鐘場の娘が透明な悪魔に関係してるのかもしれない。
被害者の中に、鐘場の娘がいるのか?
予告を見る限りでは、この程度の予想しかできませんが、どうなんでしょう?
次回も見逃せません!
以上、『霊媒探偵・城塚翡翠』3話のあらすじネタバレ感想。でした。