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ドラマ 昭和元禄落語心中 第9話「秘密」を観た感想とネタバレ

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金曜夜10時、NHKで放送中のドラマ10「昭和元禄落語心中」。12月7日に第9話「秘密」が放送されました。

www.nhk.or.jp

 

老い

平成7年(1995)夏。70代になった八雲(岡田将生さん)は、かつて師匠の七代目八雲が晩年漏らしていた「毎回高座に上がる前に、震える手を握ってんだ。肝心なところで噺が飛んじまったら…。思い出せなかったら、怖え。怖さとの戦いだ。」と言っていたのを思い出していました。

そんな師匠に、若い日の八雲は「噺家は年を取ってからが華だって…。そんな恐れに負けないで下さいよ。まだまだ枯れるまでやっていくのが、今居る者、生きてる者の務めってやつじゃねえんですか?」と言っていました。

七代目の墓参りをしながら八雲は「あん時のアタシの言葉が、今のアタシに突き刺さりますよ。」と語りかけていました。八雲も、高座に上がる前、震える手を押さえ、稽古ではネタがなかなか出て来なくなっていたりしていて、かつての師匠と同じ悩みを抱えていました。

そんな八雲の状況は、自宅稽古で襖越しに聞いていた松田(篠井英介さん)しか気付いていませんでした。

 

小夏が下座を務める

助六(竜星涼さん)と小夏(成海璃子さん)が結婚して年月が流れ、息子の信之助も大きくなっていました。

小夏は、大好きな落語の少しでも近くにいたいと2年三味線の修業に励み、下座デビューを果たす日が来ました。

 

客席では、お栄(酒井美紀さん)と信之助が見て来ていました。緊張のなか、小夏たちの三味線の出囃子が始まりました。

テレビを中心に活躍していた円屋萬月(川久保拓司さん)が、助六の先に出番を終え、楽屋に戻ってきました。そこへニヤニヤと助六が近づいてきて、萬月に「いいね、その落ち込みっぷり。噺家ってのはそうでないと。」とからかっていました。

 

一方、華のある信之助は、寄席でのアイドル的存在。皆に可愛がられていました。お菓子をもらっては、父の助六の「ワリ(出演料)から引いといて。」と言うなど、楽屋裏の言葉もしっかりと覚えていたのです。

 

助六は、今ではテレビで見ない日がないくらいの売れっ子になっており、お客さんも助六が出て来るだけで大歓声が上がっていました。

  

出番が終わり、助六が小夏のことを先輩落語家と楽屋で話していたところ、信之助が入って来て、バタバタと走り回りました。「楽屋に入って来ちゃだめって言ったろ?」としかりつける小夏。

信之助は「寿限無」が出来ると言い、「寿限無寿限無。五劫の擦り切れ。海砂利水魚の水行末。雲来末 風来末。」とスラスラと話しました。助六は「うちの子、天才だ!」と言って喜び、小夏も大きくうなずきました。

 

楽屋で大騒ぎしているところに、八雲が登場し「女子供の声がこんなに響く楽屋がありますか?」と言いながら入ってきました。落語家たちは皆静まり返ります。

「小夏さん、こういうことを持ち込むんなら、この仕事はおよしなさい。ここはアタシ達の大事な場所なんです。」と次に小夏を叱りました。すると信之助が「お母さん悪くない。僕が勝手に入って来ちゃったんだ。ごめんなさい。」とかばいます。

八雲は「こうやって礼儀を覚えていきなさい。」と信之助に優しく諭すのでした。

 

八雲は、出番前に手を震わせながらも高座に上がり、見事に「品川心中」をやりきりました。

そんな姿に助六らは衰えを感じていませんでしたが、松田だけは顔を曇らせるのでした。

 

ネタを思い出せない…という演技がリアルでした。手もしっかりシミのある老けメイクが施されていて、どうしても綺麗さを隠せない顔以外は違和感がありませんでした。

痩せた体のお年寄りもなんぼもいるので、体型も特に問題はありませんでしたが、姿勢の演技は難しいのかな?と思いました。

 

四国の夜

出番が終わり、帰ろうとする八雲に、萬月が話しかけてきました。

萬月は、また高座に上がることにした事と、昭和の落語を記録に残す仕事をしていて、戦前戦中戦後のこと、七代目八雲のことなどを知りたいことが山ほどあると話しました。

そして八雲に、四国の亀屋旅館で落語をやったことがあるかと聞いてきました。表情を変える八雲。萬月はみよ吉のことも聞いてきました。

八雲は明らかに困った様子でした。

 

その晩、松田が萬月に頼まれて昔の写真を整理していると、小夏が、四国のあの夜のことを聞いてきました。小夏はあの夜のことがずっと思い出せなかったのが、最近寄席で三味線を弾くようになって、時々思い出す事がある。と言うのです。

「どうも、あの人か聞いた話とは違うような…。」と八雲から聞いている両親の話と、自分の記憶との違いに悩んでいる様子でした。

「今皆さん、幸せに暮らしてるんだからいいじゃないですか。」と言う松田に、やはり何か知ってると勘づくものの、それ以上は何も聞けない小夏でした。

 

幻が見えている八雲と小夏

以前から、二代目助六(山崎育三郎さん)の幻が見えていた八雲でしたが、小夏にはみよ吉(大政絢さん)の幻が見えていました。小夏は母親に愛されていた記憶がなく、時々現れる幻に「いつまで私を縛り付けるの?黙ってないで何か言ってよ!」と怒鳴りつけたりしていました。

 

八雲の前に現れる幻も、ただ黙ってこちらを見つめるだけでしたが、みよ吉の幻も小夏を見つめるだけで何も見えないんですね。同じように幻を見ていたなんて、驚きでした。

 

自宅で、八雲に三味線の稽古を見てもらっていた小夏。

小夏は、萬月から、四国の旅館で両親が亡くなった日の記録が残っていたことを聞かされたのでは?と八雲に言いました。続けて、三味線を弾く度あの日のことを思い出すのだとも言いました。

「私は母さんに嫌われてた。だから私も母さんが嫌いだった。憎んでた。本当はあの夜、何があったの?」と、今までの話には嘘があると言って、改めて八雲に聞く小夏です。

しかし八雲は、「いつか話してやるよ。ただね、これだけは言っておいてやる。お前さんの思い込みは間違ってる。」とだけ言い、詳しく話しませんでした。

 

みよ吉が菊比古を迎えに?

独演会を断っていた八雲でしたが、助六がすすめると信之助も「聞きたい!」と言うので、「与太と二人で親子会にしよう。」と承諾しました。

 

親子会の日。

八雲の手は震えながら稽古をしていました。助六と書かれた扇子を開き「あの子があんな風に長い間苦しんできたなんて、知らなかったよ。ダメだね、噺家なんてな。てめえのことばっかりでさ。」と一人つぶやいていると、また助六の幻が現れました。

「どうしたい?なんか言っておくれよ。お前さんが羨ましいよ。いつまでも若々しくってさ。」と話しかける八雲でした。

 

本番前、萬月が小夏に「四国でやった菊比古、助六の落語会がフィルムで残ってるそうなんだ。」と知らせにきました。小夏は絶対見たい!と言うのでした。

 

本番が始まり、助六の落語が始まりました。八雲は楽屋で目を閉じて集中し、ネタの確認をしていました。

 

八雲は出番前、下座にいる小夏に「まず大きく息をする。それから客にアンタの三味線の音を聞かせてやるくらいの料簡でおやんなさい。昔、お前さんのおっかさんからそう教わったんだよ。」と声を掛けました。

 

小夏の出囃子で登場した八雲。「たちきり」というネタを始めました。

たちきりというネタは、東京では八代目八雲しかやらないやれないという大ネタ。芸者小糸と恋仲になった若旦那が、親に反対されて蔵に閉じ込められる。会えないうちに小糸は恋焦がれて死んでしまう…というもの。

終盤、小糸の幽霊が弾くのか、三味線が聞こえてくる。そのタイミング、きっかけは自分で感じるしかない。と八雲のネタを聞きながら三味線を構えて、タイミングを見計らう小夏。

八雲が酒を注いでもらって飲む仕草をした瞬間、三味線が鳴ります。

「あの子が、若旦那の好きな黒髪、弾いてますね。小糸…自分の命を詰めてまで、あたしを想ってくれてありがとう。あたしは生涯、妻と名のつく者はもたないから。それで許しておくれよ。小糸、今の若旦那のお言葉、聞こえた?きれいなところにお参りしてね。」とネタを話していた八雲に、客席の端で舞台を見つめるみよ吉の幻が見えてきました。

みよ吉の姿は下座にいた小夏にも見えていました。

 

そしてみよ吉の幻は、高座にいる八雲に寄り添い、手を背中に添えていました。

みよ吉の幻が消えた瞬間、八雲は胸を押さえます。異変を感じる助六。しかし八雲は「仏壇のお線香が今、たちきりました…。」という最後のセリフを言い切り、お辞儀をしました。

助六が慌てて幕を下ろすと、 八雲はそのまま舞台に倒れ込みました。

とりあえず楽屋へと運ぼうとすると、八雲は助六を睨みました。「オイラ残る。落語やんなきゃ。師匠を頼む。あねさんしかいねえ。」と小夏に頼み、助六は残りました。

 

 

病院へ運ばれ、目を覚ました八雲。

目を覚ますなり八雲は小夏に「何にも言わずに死んじまったら、怒るかい?あの夜の、本当のことを。」と言いました。

「そんなこと、どうでもいい。生きて!死ぬんじゃないよ!」と小夏は返しました。

「未練だねぇ…。まだ生きてらぁ…。」八雲はつぶやいたのでした…。

 

 

次回は?

え~???

転落事故の様子、真実じゃなかったってことですか??

予告で、みよ吉が血の付いた包丁を持ってて、お腹から血が出てる助六も映ってました。

どういうこと??

転落事故が嘘?誰が助六を刺したんでしょうか?予告から察するにみよ吉が刺したっぽいですけど…。

あの夜は二人会で大成功した後でした。

みよ吉は助六が落語をやるのを嫌がっていたし、本当にまだ菊比古を想っていたのかどうかも今の時点では分かりません!!

 

どういうことでしょう??

前に観たドラマの内容の、事故そのものが八雲が小夏に話したもので、現実は違うかったってことですか?

 

う~ん。

しかしこのドラマ、本当に面白いですね!!あまりシリアスなのは好きじゃなかったんですけど、このドラマはNHKなんでコマーシャルないし、いつも始まったら真剣に45分テレビの前から離れず見入ってしまいます!

 

落語ももちろんですが、芸を極める者同士の嫉妬や対立、仲間意識…。たくさんの要素が詰まっていて、誰が見てもどれかの問題に当てはまって観てしまうんじゃないでしょうか?

とても話が面白い!!

 

 

もう最終回だなんて、もっと観ていたいのに!!観始めるのが遅かった!!

 

NHKはリクエストすればまた再放送してくれる可能性があるので、どっかでまた再放送されるかもしれません。

ちなみに第9話は12日の午前1時半(11日の深夜)に再放送やってました。 

 

最終回は14日㈮です!!絶対観ます!!

 

 

 

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