2023年1月8日の夜10時から、BSプレミアムでドラマ『我らがパラダイス』1話が放送されました。
ネタバレ感想を書きます。
ドラマ『我らがパラダイス』の情報
- 原作:林真理子
- 脚本:尾崎将也
- 音楽:田渕夏海
- 主題歌:倖田來未『Hello Yesterday』
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おもな登場人物
- 田代朝子(木村佳乃)…富裕層の高齢者が暮らす施設『セブンスター・タウン』で働く看護師長。ある秘密を抱える。
- 丹羽さつき(高岡早紀)…『セブンスター・タウン』のダイニングで働く。
- 細川邦子(堀内敬子)…『セブンスター・タウン』の受付で働く。兄と同居中の父親の介護に悩む。
<セブンスター・タウン>
- 福田(橋本じゅん)…銀行から出向してきた『セブンスター・タウン』の事務長。朝子たち従業員に入居者とは違う庶民だと嫌味を言う。
- 遠藤仁志(油井昌由紀)…『セブンスター・タウン』の入居者。雑誌編集者だった。
- 岡田恭太郎(渡辺正行)…『セブンスター・タウン』の入所者。病院の名誉院長。
<その他>
- 田代チヅ(木野花)…朝子の母。
- 田代慎一(近藤公園)…朝子の弟。
- 安川(遠山俊也)…朝子と同じ病院にいた医者。
1話のあらすじ
超高級高齢者施設『セブンスター・タウン』。
富裕層の高齢者が優雅に過ごす施設の6階は、認知症が始まった人たちいるフロア。
その6階に看護師長として働く朝子(木村佳乃)。
1階の受付で働く邦子(堀内敬子)。
つい最近入社したさつき(高岡早紀)は、ダイニング担当で入居者の食事などの給仕をしていた。
3人は、事務長の福田から、職場の施設で暮らす優雅な高齢者の人たちとは違う庶民だと見下されていた。
邦子は、兄と同居中の実父·滋(岡本信人)が認知症が始まったと義姉に呼び出される。
父からセクハラ行為を受けたと訴える義姉に代わり、夜間、トイレの世話に実家に通う日々。
無理がたたり、ある日職場でフラフラしているところをさつきが発見。
休憩させるために、さつきは邦子を6階に連れて行く。
ちょうどその時、かねてから認知症の症状が出ていた入居者の容体が急変。
亡くなってしまった。
両親ともまだ元気なさつきは、面会にろくに来なかった息子夫婦に引き取られていく入居者に同情。
その気持ちを朝子に話し、半ば強引に連絡先を交換。
邦子も含めた3人のメールグループを作ってしまう。
飲みに行き、身の上話をする3人。
父親の介護に直面している邦子と違い、朝子の母は施設に入っているから安心だという。
まだ両親とも元気なさつきは、両親から結婚話もされなくなり気楽だと、2人の話を他人事のように聞く。
しかし朝子は、さつきが両親に結婚を急かされないのは、介護してほしいからではないかと指摘。親のことを知らないくせに、とムッとするさつき。
仕返しに、「母が施設に入って安心。」と言っていたが、安心してる顔じゃない。と指摘する。
さつきの鋭い指摘に、何か秘密がある素振りを見せる朝子と邦子。
聞き出そうとするさつきに、朝子は「知れば、引き返せなくなる。」と思わせぶりな言葉を言う。
聞くのを諦めたさつきだったが、仲間はずれの寂しさを口にする。
後日。
朝子に6階のある部屋に連れて行かれたさつき。
とんでもない話を聞かされるのだった----!
…というお話です。
あるあるに共感
1人8600万円払わなければ入れない超高級高齢者施設の話。
冒頭は、かけ離れた話過ぎてファンタジーとして見ていました。
が、途中からは認知症の入居者が鍵のかかったフロアでお世話されていたり、元気な入居者たちも家族が会いに来ないのを描いていたり。
あるあるが出てきて、一気に身近に感じました。
私も祖母が高齢者施設に入ってから、あんまり会いに行かなくなったことがありました。
施設に入るまで、祖母の徘徊やら暴言やら、物がなくなるやら、色々あったんで、離れたことでホッとしたところもあったんです。
だから、この『我らがパラダイス』を見て、痛いな~と思いました。
あるあるからの衝撃!
しかし!
その介護あるあるから、1話最後の秘密が衝撃!
でした。
朝子の母、朝子が働く『セブンスター·タウン』に替え玉入居、してました。
別の入居者と入れ替えた。とのこと。
テレビ見て固まりました。
そんなんできるんですか?
1話では、衝撃の告白のみで手口は明かされず。
どういうこと!?
最後の最後で心、わしづかみされました。
え~手口知りたい!
入れ替えられた人は、どこに行った?
いくら家族が会いにこないからとはいえ、そんな大それたことできるの?
タイトルの『我らがパラダイス』の意味は?
この高級施設をパラダイスにするってこと?
意味分からない!
早く次が見たい!
以上、『我らがパラダイス』1話を見たネタバレ感想でした。