大阪⇔名古屋を移動する時、高速バス、新幹線、近鉄特急など使う交通手段が多くて迷いませんか?
高速バスと一口に言っても、JRバス、大阪バス、ウィラーバスなどの選択肢があります。
新幹線も、普通にのぞみ、ひかり、こだまに乗る時もあれば、JR東海ツアーズが販売している「ぷらっとこだま」という旅行クーポンもあります。
私は人数、用途に合わせてその時々で変えて選んでいます。今回は、色んな行き方があるのを紹介したいと思います。あくまで私が調べうる限りの事なので、まだまだ方法があるかもしれません。
これから大阪⇔名古屋を移動する方の参考になれば嬉しいです。
高速バスの場合
今回は、昼行のバスを紹介しています。夜行バスの値段ではありません。
メリット
時間は約3時間。安くて気軽に乗れて、行き先まで送り届けてくれて楽です。
各席にコンセントがついている場合もあり、スマホを充電しながら旅をする事が出来ます。
デメリット
ここからはバスのデメリットを書きます。やはり時間が正確でないのがバスの欠点。
何事もなければ予定時間通りに到着しますが、この区間は渋滞が多い!!特に7時から10時くらいまでと、16時から19時くらいのちょうどいい時間帯出発の便を選ぶと、渋滞していることが多いです。
だいたい1時間は到着が遅くなると覚悟しておいた方がいいと思います。
私は大阪方面で渋滞で遅れた時、千里ニュータウン(桃山台駅)で降りて、北大阪急行に乗り換え、御堂筋線で大阪駅まで出た事があります。
桃山台駅から大阪駅までの新御堂筋がよく混んでるので、急いでるなら千里ニュータウン(桃山台駅)で降りた方が早いです。
JR高速バスの場合
私はJRの高速バスを使うことが圧倒的に多いです。まず第一に駅直結で便利!
大阪⇔名古屋 通常3000円です。
乗車券は各駅の高速バスセンターでも買えますが、事前の会員登録をしなければいけませんが、ネットからでも買えます。予約できるのは乗車する1か月前から可能です。
閑散期なら1500円~
乗車する日が平日で、早めに分かっていれば、早値早得割引で半額の1500円で乗る事も出来ます。しかしこれは座席数が少ないのですぐに売り切れますので、乗車する日が事前に決まっていればすぐ予約することをおすすめします。
しかし!
割引のある席は、支払期限が短いです!
予約だけしといて放置してると、いつのまにかキャンセルになってしまいます!ご注意ください。
1500円の席が取れなくても、次に安い早割1900円の席があります。平日や閑散期などは割と1900円の席が空いてることが多いです。
こちらも支払期限が短いのでご注意ください。
通常3000円の席は、当日までが支払期限ですので、予定がはっきりしていない人はこちらで予約していると便利です。予約しておいて、当日乗る前にバスセンターで支払うことができます。
しかし!
当日バスセンターが混んでいて乗車券を引き換えるのが間に合わず、乗れないということもあるのでご注意を。
大阪駅の高速バスセンターでしたら、窓口以外にも自動券売機があります。予約確認メールにあるURLをクリックすると、QRコードが出て来るので、それを券売機にかざせば、短時間で乗車券を買う事が出来ます。


名古屋駅の高速バスセンターは、以前は券売機があったんですが、今は窓口しかないので、この買い方が出来ません。
名古屋から乗る場合は、時間に余裕を持って行った方がいいです。
繁忙期なら1900円~
平日なら1500円の安い席があるんですが、休日は乗る人が多いので早割の1900円の席が一番安い席です。
数が限られているので日付が決まったらお早めにご予約を!!
割引のある席は、支払期限が早いのでご注意ください。
JR高速バスネット↓
https://www.kousokubus.net/BusRsv/ja/
ネットで買うなら、カード決済が便利です。
カードで決済するとネット割で2~5%ほど安くなる上に、WEB乗車券を携帯で表示できるので、乗車券をなくす心配が減ります。
JR高速バスのメリット
JR高速バスのメリットでまず挙げられるのは、駅直結なので便利!分かりやすい。迷わない。
バスセンターの待合室にいると、モニターや放送で出発するバスの案内をしてくれていますし、係員さんもいて安心です。
途中で休憩もありますが、トイレが付いているバスもあります。予約時に確認しておくと安心です。
高速バスネットに会員登録してお気に入り路線を登録すると、乗車回数に応じて割引を受けることが出来ます。同じ路線に乗れば乗るほど割り引かれていくのでお得です。
あと、予約時に座席表を見て、座席を選択する事が出来ます。女性なら、空いていれば女性専用の席を選択することが出来ます。
帰りの時間が決まってるなら、往復割引もあります。通常往復6000円が、往復割引を使うと4750円で、1250円お得です。
JR高速バスのデメリット
JRは便利な分利用者が多いので、すぐに満席になることが多いです。昼間の時間帯は割と空きが多いので、ゆったりと行きたい方は昼間の時間帯を選ぶといいかもしれません。
4人席で混雑してるので、圧迫感は多少あります。しかし途中で10分休憩を取るので、そこで思いっきり外の空気を吸えますのでご安心を!!
大阪バスの場合
大阪バスから出ている高速バスは、料金とバス停に特徴があります。
名古屋のバス停は、愛知県庁前、栄、名古屋駅。大阪のバス停は長田駅、大阪駅、天王寺駅。京都の京田辺に停まる便もあります。早朝ならUSJへ行く便もあり、神戸三宮へ向かいます。
乗車する時間帯によって停まるバス停に変化がありますので、予約する際にはこの点に注意して予約してください。
トイレが付いているバスもありますが、ない場合は途中で休憩時間があります。
大阪バスのHP↓
通常日なら通常1950円~2400円
名古屋⇔大阪 通常1950円~2400円です。
しかし大阪バスHPからや発車オーライネット経由で購入し、カード決済やコンビニ現金決済を選択することで、平日なら1800円~2400円になる早割細かく設定されています。発車オーライネットでのカード決済を選択するとさらにネット割が適用されます。詳しくは上記の大阪バス公式HPをご覧ください。
予約するタイミングでどの割引の席が残っているかで値段が変わってきます。電話予約では早割は適用されません。
乗車する日が決まっているなら早めにご予約を!!
発車オーライネットの他に、高速バスドットコム経由での予約方法もあります。こちらからでも、1800円~2200円の早売が設定されています。
★高速バスドットコムでは、JR以外の高速バスを比較することが出来ます。
多客日なら2550円~3000円
多客日と設定されている日は値段が変わり、通常2550円~3000円。
春休みや夏休みなど学生さんが休みの時は、平日でもこの多客日に設定されています。ご注意ください。
乗車日によって値段がかなり変動します!!
学生さんに嬉しい学割も!!
大阪バスは早割の他に独自に学割もあります。京田辺や長田など、学生が多く乗降する場所にバス停があるので、学生にとって便利なバスだと思います。
学割を使う際は、乗車時に学生証の提示を求められます。
ウィラートラベルの場合
ピンクのバスのウィラーバスは、なんといっても座席がいいです!!
大阪⇔名古屋間のバスは4人席ですが、隣との境がしっかりしてます。幅は横にも縦にも広く快適で、女性に人気があります。
名古屋→大阪 通常2500円~3800円 大阪→名古屋 通常2000円~3500円
料金は名古屋→大阪で通常2500円~3800円。大阪→名古屋で通常2000円~3500円。
ウィラーは価格変動があります。
1500円で乗れる時があったりもするので、まめにウィラーのHPをチェックしてください。
ウィラーバスは、楽天トラベルからも予約できます。↓
新幹線の場合
料金は新大阪⇔名古屋 自由席5830円。
時間はのぞみ、ひかりで1時間5分ほど。こだまで1時間8分ほど。
通常期
繁忙期
ぷらっとこだまの場合
JR東海ツアーズが販売している「ぷらっとこだま」という東海道新幹線の区間のみ販売している1ドリンク付きの格安クーポンがあります。私もよく使ってます。
新大阪⇔名古屋の料金
時間1時間8分ほど。
とってもお得なんですが、旅行クーポンなので注意しなければいけない事があります。
ぷらっとこだまの注意点
- キャンセルが出来ない。(キャンセル料がかかる)
- 前日までにクーポンを受け取りに行かなければいけない。
- 当日は買えない。
- 乗降駅が決まってる
- 係員のいる改札口しか通れない。
- 全部のこだまに乗れるわけではない。
①キャンセルが出来ない、というのは切符じゃなく旅行券なのでキャンセルするとキャンセル料がかかってきます。
②予約は電話でも出来ますが、前日までにお店に取りに行かなければいけません。電話での申し込みはカード決済が条件なので、取りに行かなければ自動でキャンセルされて、お金も戻って来ません。
乗車日まで余裕があれば、送料はかかりますが郵送してもらえます。
ぷらっとこだまは、JR東海ツアーズとJTBで取り扱ってます。近くにJR東海ツアーズがなければ、電話かネットかJTBで申し込めます。
③販売は乗車日の前日までです。
④こだまは東海道新幹線の各駅に停まりますが、降りられる駅は決まっています。その駅以外は使えません。
新大阪⇔名古屋間では、米原、岐阜羽島駅はぷらっとこだまでは降りられません。
⑤切符でなくクーポンなので、自動改札は通れません。係員に見せてハンコをもらって入退場します。
新大阪や名古屋で在来線に乗り換える時は、一旦新幹線の改札を出てから切符を買って、改めて在来線の入口から入らなければいけません。
係員のいる出口は、ぷらっとこだまを買った時にもらえる各駅の改札案内をよく確かめてください。
※今回は新大阪⇔名古屋なので関係ないですけど、東京駅は出口がたくさんあるので、この案内をしっかり見ておかないと、駅を出る事が出来ません。ご注意を!!
⑥あくまで旅行クーポンなので、扱ってるこだまが決まっています。全部のこだまにぷらっとこだま枠があるわけではありません。
近鉄特急の場合
大阪⇔名古屋を移動するのに、忘れてはいけないのが近鉄特急。
近鉄では、他の区間の特急と区別するために、名古屋までの特急を名阪特急アーバンライナーと呼んでいるようです。
大阪府、奈良県、三重県を通って愛知県の名古屋駅に到着します。
大阪から特急に乗車できる駅
特急に乗れる駅は、始発の奈良線の大阪難波駅、大阪線と交わる大阪上本町駅、JR大阪環状線と交わる鶴橋駅です。
大阪難波⇔近鉄名古屋 所要時間
●毎時0分発なら、停車駅も大阪上本町、鶴橋、大和八木、津と停車駅も少なく、より短い時間で2時間10分ほど。
●毎時30分発なら、停車駅が増えて2時間25分ほど。
2019年1月7日~9月30日まで「前日までに特急券をネット購入したら特急券1600円」というキャンペーンをやってるそうです。
乗車券が2360円なので、2360円+1600円=3960円になります!!
詳しくは公式HPをご覧ください。↓
まとめ
新幹線…1時間強。5830円~8790円。
↓
ぷらっとこだま…1時間8分。4400円~6900円。
↓
近鉄特急…2時間10分~20分。4260円(2019/1/7~9/30:ネット購入で3960円)。
↓
高速バス…3時間強(渋滞で4時間になることもアリ)。1500円~3800円。
簡単にまとめるとこんな感じです。
高速バスはたくさん会社があって、それぞれの会社の購入方法があるので乗車券を購入する際は、よく説明文を読んで購入してください。
今のところの値段です。
大阪⇔名古屋を移動する人の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!