BSプレミアムで放送中の『にっぽん縦断こころ旅』2019春。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
7月8日~19日は北海道です。
- 854日目、北海道7日目は遠軽町の旅
- 散水スプリンクラーに驚く
- ランチは豚丼
- オジロワシとトンビの縄張り争い
- 瞰望岩を見つける
- おそるべし女性パワー
- こころの風景
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
854日目、北海道7日目は遠軽町の旅
7月18日放送分、北海道7日目は、湧別町の五鹿山スキー場でオープニングでした。
今回のお手紙は、東京都清瀬市の67歳の方から。
人生を変えた忘れられない場所。ご両親の出発の風景。
戦後19歳のお母さんと、復員したお父さん25歳が、新婚所帯を持った遠軽町と、新婚の二人を見守ってくれた瞰望岩からの風景です。
富山県の次男坊だったお父さんは、売薬さんをしていた中で選んだ土地が北海道の北野町です。
遠軽町の大通りに薬局を開業したご両親は、夢中で商売と四人の子供を育てました。
極寒、育児、商売の辛さに、早々里帰りも出来ないお母さんの苦労は、今でもよく聞かされるそうです。
それを助けたのが、遠軽の商店のご近所さんと、町中からどこでも眺められる巨岩「瞰望岩」だと聞かされたといいます。
お手紙の方も、子供の頃の遠足や、お父さんのスクーター乗せてもらって登ったそうです。
頂上から見た横たわる湧別川が忘れられないといいます。
お母さんも悠々と流れる力強さに救われたのかもしれない。というお手紙の方。
チャリオ君で登るには、正平さんには気の毒ですが、この奇岩からの眺めを今年2月に96歳で大往生したお父さんにも見せてあげたい風景です。というお手紙でした。
お手紙には、お父さんに遺品である「瞰望岩」を描いたスケッチはがきが添えられていました。
散水スプリンクラーに驚く
約21kmのルートで遠軽町にある「瞰望岩」を目指してスタートしました。
道の途中、畑に豪快に水を撒いている場面に出くわしました。水は道路にもかかっていて、スタッフさんは警戒していました。
水が撒かれている隣を、先に走っていた正平さんが「ミスト!ミスト!」と言って安心させていました。
あちこちで水を撒いていました。
水を撒く機械は見たことありますが、とても大きくてが豪快な水まきでした!
畑の面積が広いからでしょうか?
道路まで水浸しになっていました。
休憩中。
大きなスプリンクラーの水の量が気になっていた正平さん。
畑と畑の間の道にあった機械に近づいていくと、畑の真ん中付近にあったスプリンクラーまで長いホースでつながっていて、水を送っていました。
機械が遠くにつながってるホースを微妙に巻き取っていて、スプリンクラーを引き寄せていました。電源は、太陽光を集める盤があったのでソーラー電池だと推測する正平さん。
(※太陽電池だけではなかったそうです。という注意書きがありました。)
ロケの日は曇りだったし、太陽電池だけでは動かない日もありますよね~。
でも自動で水撒きしてくれるんでしょうか?スゴイですね!
ランチは豚丼
道は進み、社名渕橋を渡ると遠軽町に入りました。
遠軽町の看板には、「瞰望岩」らしき絵が描かれてあるのを目ざとく見つける正平さん。「有名なんや。」とつぶやいていました。
町中に入り、「ドライブイン どか弁」というお店でランチする事になりました。
お店に入り、食事を終えた方の感想を聞く正平さん。「ここ何食べてもうまいですよ。」とおっしゃっていました。
正平さんは豚丼、ごはん少な目を注文。
運ばれてきた豚丼は、お肉大盛りの豚丼でした。みそ汁と小鉢2つ付きでした。
「豚丼ってホント各地で違うなぁ。」と言いながらニコニコと豪快に食べる正平さん。
今回の豚丼は、タレで味付けしてある豚肉がごはんに乗っていました。
これがもう本当に美味しそうでした!!
…ここまでが「朝版」です。
オジロワシとトンビの縄張り争い
「とうちゃこ版」では、遠軽町に入る前に、湧別川に架かる開盛橋に通りかかったところが放送されていました。
交通量が多かったため、車道から歩道にチャリオを押して移動しようとした正平さん。その時、スタッフさんが歩道の上の外灯に、オジロワシが1羽、カッコよくとまっているのに気づきました。
それを見て「カッコいい!!」と喜ぶ正平さん。
そこからは「わしワシか?」と冗談が出てくるほど、正平さんはご機嫌になっていました。
「堂々としてるな~。」絶賛する正平さん。
すると、止まっていたワシの近くに、トンビが近づいてきて威嚇。ワシは羽根を広げると、トンビが逃げていきました。
縄張り争いは、ワシが勝利しました。
ワシは、正平さんが先に進んだ隙に川へ飛んでいきました。その姿は雄大でカッコよかったです。
町中でワシが見れるなんて、北海道ならではですね!
生き物好きな正平さんは大喜びでした。
瞰望岩を見つける
遠軽町に入ると、右前方に瞰望岩らしき岩を発見する正平さん。
「あやしいなぁ、あれ。でも、上に木が生えてるな…。そうか、見る方向によってはお手紙の絵のようになって、上がっていけるんだから…。」とつぶやいていました。
そして遠軽駅の近くに着くと、正平さんは後ろを振り返って「監督!上に“ひさし”があるでしょ?」と聞いた正平さん。
監督さんは「なぜわかったんですか?」と逆に問い返しました。
正平さんたちは、遠軽駅が正面に見える大きな道に入りました。
駅に近づくと、キレイに瞰望岩が見えました。
お手紙の添えられていた絵はがきを見て、瞰望岩と確認。
そしてお手紙の方の希望通り、岩の頂上からの眺めを見るためにチャリオで坂を上りました。
おそるべし女性パワー
瞰望岩までの急な坂道を上ってる途中、正平さんたちを抜かしていった車から、女性たちが手を振って応援してくれました。
声が大きくて騒がしかったため、そのまま無視して登ろうとした正平さん。
車を降りた女性たちが追っかけてきました。
「差し入れ持ってきました!」という声で正平さんは立ち止まると、女性が2人駆け寄ってきました。
遠軽駅周辺で正平さんがいると聞きつけて、差し入れを持って追っかけてきてくれたんだそうです。
差し入れをもらうと、次に正平さんを囲んで写真撮影。
女性2人だったのが、4人になってきました。4人の女性は次々に話をしてきて、何を話してるのか聞き取れないほどでした。
とっっっても賑やかで、それまで、ただ辛い上り坂だったのが、一気に雰囲気が変わりました。おそるべし女性パワー!!
観ていて楽しかったです。
こころの風景
女性たちと別れ、瞰望岩の頂上へさらに進みました。途中でチャリオで行くのを諦めて、歩いて登りました。
頂上にはひさしのついたベンチがあって、それが下から見えていました。
ベンチには柵がなくて、高い所が苦手な正平さんは、景色に背を向けて座り、お手紙を読みました。
カメラさんが風景を映していましたけど、これ、正平さんじゃなくても柵がないから怖いと思いました。
岩の上からは、遠軽町の町、川、鉄道、緑。と町が一望できました。
お手紙を読み終わった後、正平さんは「なんかいっぱい見れたな。ワシも見れたし、大騒ぎのお姉ちゃんたちも見れたし。OK!あと一個だ!」と言って、番組を締めていました。
最後にカメラマンさんが街をグルっと一周撮っていましたけど、スゴかったです。
へりがむき出しだったんですよ!!
カメラマンはスゴイなと思いました。
明日は春の旅最終日、北海道清里町です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。