NHKBSプレミアムで放送していた俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組『にっぽん縦断こころ旅』。
新型コロナ感染拡大の影響の為、4月17日放送分を終わりに放送が中断されました。
4月20日からは同じ時間帯で、これまでの名場面を振り返るプレイバック、再放送が始まりました。
BSプレミアムでは、2014年春の旅を朝版、とうちゃこ版と丸々再放送されています。
4月27日~5月1日までは2014年春の旅の岐阜県です。
いつ2020春の旅の放送が再開されるか分かりませんし、その再開を見逃さないようこれまでと同じ時間、こころ旅を見続けようと思っています。
- 312日目、岐阜県4日目は高山市への旅(2014/4/11放送分)
- お手紙の内容
- 雪がまだまだ残る場所
- 山から雪解け水が流れる
- ランチはナポリタン
- 雪解け水を飲む
- カブトムシの幼虫をもらう
- 水仙の数を数えるのを邪魔する正平さん
- こころの風景
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
2018年の秋の旅以降、このブログで『こころ旅』の感想を書かせていただいていますが、2014年の旅は正直あまり見ていなかった時期でした。
なので、今回のプレイバックで朝版、とうちゃこ版と丸々再放送が見れると知り、改めて見ていこう!感想を書いていきたい!と思います。
312日目、岐阜県4日目は高山市への旅(2014/4/11放送分)
2014年4月11日放送分の岐阜県4日目。
2020年5月1日・プレイバック放送は、美濃太田駅の近くにある広場。地面にあった日本地図のところでオープニングでした。
日本だけじゃなく、周りには世界の地図も地面にありました。
お手紙の内容
お手紙は、飛騨市の57歳の方から。
こころの風景は、飛騨市神岡町から国道471号を奥飛騨温泉郷に進んでいく途中にある桂峰寺へ行く時に見える北アルプスの中の焼岳見える場所です。
国道をずっと走っていると桂峰寺への案内標識が見えてきます。
そのときに大きなお山はドーンと見えます。そこまでは里山の風景が続いているのが、突然目の前に大きなお山が出迎えてくれるとのこと。
国道を左折。そのまま山寺までの道を進み山の上まで登ると、右手にまた大きな山が見えます。それが日本百名山の一つ。焼岳です。
お手紙の方がいろんなことに悩んだり心配なことがあったり、嬉しいことがあったりしたときにお参りさせていただいている山寺さんです。
お山の大きなあたたかさに包まれて、大丈夫だよと言ってくださっているように思えて、思わず手を合わせるといいます。
北アルプスのふもとにあるお手紙の方の大切な景色を正平さんにぜひ見ていただきたい。
というお手紙でした。
雪がまだまだ残る場所
お手紙を読むときは気持ちのいい快晴でしたが、春はかすんで山が見えないことがよくあるので、見えるかどうか不安に思う正平さんでした。
JR高山本線で美濃太田駅から美濃古川駅まで輪行。美濃古川駅でバスに乗るために待っていると、地元の女性たちが正平さんに気付いて話しかけてくれました。
駅には雪の塊が固められていて、正平さんは女性たちに「ここは今日は普通ですか?寒い方ですか?」と質問。
女性の一人が「まだあったかい方。」と家の方では雪がまだ残っていて畑に出られない。と教えてくれました。
これであったかいんだと驚く正平さん。分厚いダウンを着ていたので相当寒いのが想像できました。
バスが来て、飛騨市神岡町まで輪行。車窓から雪が畑に積もっているのが見えました。女性が話してくれた通りです。
ロケ日は3月の末で、まだ雪が残っているのだと正平さんは驚いていました。
途中で駅で一緒だった女性が降り、手を振って見送ってくれました。女性が降りたのはまだまだ雪がしっかりと残っている地域でした。
バス越しの山が映りましたが、山にも雪が残っていてキレイな風景でした。
山から雪解け水が流れる
神岡町の中心街でバスを降りて、そこからはチャリオに乗り換えて桂峰寺を目指します。
「なんかやっぱりお水がすごいな。山だな。」とつぶやく正平さん。街には水の流れる大きな音が鳴り響いていました。
民家の間の道を抜けて山の方の道に入っても、道の右側の山の斜面から勢いよく水が流れてきている場所が何か所もありました。
滝になってるのがあったり、そこまで勢いはなくても道路の流れ出て水浸しになってるところがあったりと、雪解け水がそこらじゅうで流れ出ていました。
私は親元にいるとき山の方に住んでいましたが、住んでいる場所に雪が積もる事はほとんどなく、流れている水が何の水なのかとか考えたこともありませんでした。
『こころ旅』を見てると、家の近くを流れていた川の水は雪解け水だったのか…と今になって気づきます。
そういえばそこらじゅうに溝と言うか小さな川があったな…とか。サワガニがいたなとか。
全然知らない土地をたどる旅に見えて、自分の今まで生きて見てきたものを振り返るいい機会になってます。
ランチはナポリタン
道沿いにあったWiNDyというお店に立ち寄り、ランチする事になりました。
正平さんはナポリタンを注文。
運ばれてきたナポリタンは鉄板のお皿に乗せられた形で、ナポリタンの下に薄く焼かれた玉子が敷かれていました。
正平さんは「オムライスになってる。オムナポリタン。いんでしょうか?願ったり叶ったりじゃないですか。」と喜ぶ正平さん。
一口食べて「ナポリタンの味が好き。」と言っていましたが、正平さんはこれで終わりません。
いつも通りタバスコをかけてむせていました。
ーー恒例のタバスコタイム!見せてくれました~!!
この鉄板に玉子が敷かれてるナポリタン。鉄板ナポリタンだったんでしょうか?今年の愛知の旅でも出てました!!
その旅の感想はこちら。↓
食後息を切らしながら長い上り坂を上り、お手紙に書いてあった通り桂峰寺の案内標識が見える手前の自動販売機があるところで立ち止まって休憩。
これからまた山道を上がっていきます。
いったんチャリオから降りて「エラかった…。エラかった飯食ったあとで。」とハアハアとしんどそうに息を整えていました。
たくさん食べた後の運動はしんどかったみたいです。
…と、ここまでが『朝版』でした。
雪解け水を飲む
『とうちゃこ版』では、『朝版』の時に雪解け水が斜面から流れているところを走ってる途中で、流れてくる水を飲んでいるところが放送されていました。
正平さんが飲んだ場所では、水をいったん受け止める場所があって、コップも2つ置かれていました。
「夏だと気持ちいいだろうな…。」と言いながら近づいて行っていた正平さん。
まだちょっと寒そうでしたが、迷わず水を入れて飲んでいました。「自己責任で飲んでます。」と言う正平さんに合わせて、字幕でも※自己責任で飲んでます。と出ていました。
飲み終わってから水が溜まってる部分に手を入れていましたが、水は冷たくなかったそうです。
テレビで見てると冷たそうに見えましたけどね~。
これまでの旅もこういう水飲み場があると、正平さん飲みますよね!!
正平さんのこの道路脇の水を飲んでるシーンを見ると、「こころ旅だなぁ…。」と思います。
カブトムシの幼虫をもらう
次に『朝版』で最後の桂峰寺の案内標識を見てチャリオを置いた後のシーン。
案内標識に従って車が走る遠回りの道路を選ばず、正平さんは手前の民家の間を通るコースを選択。
民家の手前にあった畑で畑仕事をしていた男性に、桂峰寺までの道と焼岳が見えるポイントを質問していました。
男性は丁寧に道を教えてくれて、焼岳の写真も見せてくれました。
ロケ日は曇っていて見えていませんでしたが、山が重なってV字になって見える間の部分に焼岳が見えるのだそう。
残念ながらその日は見えていませんでした。
写真の次に男性は、堆肥で見つかったカブトムシの幼虫を、発泡スチロールに入れた土の上にたくさん入れているのを見せてくれました。
生き物大好きな正平さんは「どれどれ。」と土を見ると、大きな白い幼虫がごろごろと3体も土の上に乗っていました。
正平さんが「寒い寒いって言ってる。何個か土で1個ちょうだい。」と言って幼虫が欲しいと言うと、男性は奥様らしき女性にビニール袋を持ってきてもらって、その中に土を入れて、幼虫を何個かくださいました。
たくさん入れたので正平さんが「そんなお父さん、いいよ。」と慌ててました。
本来ならお金を出して買うような幼虫を、惜しげもなくくださった男性。
「やったー!おみやげまでもらって。」と大喜びする正平さんに、男性の方と奥様らしき女性は「こんなおみやげならいくらでも。」と笑ってくれていました。
正平さんは「収穫あり!」と喜んで幼虫をもらっていました。
ーーこの幼虫、育てたんでしょうか??
昨年2019年春の旅でも、新潟でカナヘビ育ててましたよね??秋田の旅でその後の経過まで教えてくれました。
新潟でニホンカナヘビをとった時の旅の感想はこちら。↓
その後経過を教えてくれた秋田の旅の感想はこちら。↓
水仙の数を数えるのを邪魔する正平さん
カブトムシをもらった後、桂峰寺へ向かう坂道を歩き出した正平さん。
右側の斜面にあった水仙を見て「まだ水仙がつぼみでカチカチだ。北なんだなぁ。」とつぶやく正平さん。
長くて急な上り坂を「キツイな。」と言いながらも上りました。
途中で上から下りてきた男性とすれ違いざまに「こんにちは!」とあいさつ。男性も元気よく「こんにちは!」と返してくれました。
正平さんは男性が持っていた袋の中を見て「それはふきのとうですか?」と質問。男性も笑って「ふきのとう。」と返してくれました。
が、何かを数えながら下りてきたらしく、正平さんに話しかけられて数が分からなくなったとおっしゃってました。
「ごめん。」と謝る正平さん。
下の方で正平さんが見つけた水仙らを植えたのはこの男性で、桂峰寺へ向かう人たちに見せるために等間隔に植えていったとのことでした。
400植えて、つぼみのものを200までは数えたと憶えていたらしいのですが、正平さんのせいで飛んでしまったそうです。
気さくに話してくれて、いい人でした。
お寺にお参りに来た人たちが楽しめるように植えてくださってるなんて、優しい人だな~と思いました。
さっきの幼虫くれた方といい、この水仙植えている方といい、心優しい人が多い地域だと思いました。
こころの風景
男性と話が終わって、上に上った正平さん。
下で見せてもらった写真で、焼岳が見える位置を確認してその方向を見ましたが、天気が良くなく、曇って見えませんでした。
1時間ぐらい待っていたらしいのですが、見えず。
正平さんは道へ座り、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わり「お山は見えなかったけれど、この辺の人たちがよかった!水仙の株を数えてるおじさんの邪魔しちゃったり。畑仕事してるのを邪魔しちゃったり。やっぱり春っぽくなってくると、人も和んでくるのかな。俺も和もう!」と今回の旅の感想を言っていました。
本当に、このお二人の男性の方たちよかったです!!
お二人とも笑顔でお話も楽しくて。正平さんも会話を楽しんでいました!!
岐阜県最終日。
焼岳は見えませんでしたけど、春のいいひとときを見せていただきました。
見てるこちらも笑顔になれて、見て本当によかったです!!!
来週は滋賀県の旅をプレイバック放送するそうです。
『麒麟がくる』で明智十兵衛のゆかりの土地の3件ですね!愛知、岐阜、滋賀って。
同じNHKということで勝手に結び付けて見てしまってます。
ーーーこのプレイバック放送。やってもらって満足してます。
『こころ旅』は在庫がたくさんあるから、再放送もたくさんできていいですね!
再開までのつなぎもなんら違和感なし!!
プレイバックでもいいんで、放送やめないでください!!
2020春の旅の再開が叶いますように!!!
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。