BSプレミアムで放送中の『にっぽん縦断こころ旅』。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
6月13日~6月17日は宮城県の旅です。
- 1097日目、宮城県2日目は山元町への旅
- お手紙の内容
- 赤ダニに夢中!の正平さん
- ツバメの水浴び
- ランチはミートソーススパゲティ
- 突然の弾き語り!
- ルビーちゃん
- 向かい風に苦しむ
- 津波水深
- こころの風景
- 宮城県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前日、宮城県の旅1日目七ヶ宿町への旅を見た感想はこちら。↓
1097日目、宮城県2日目は山元町への旅
6月15日放送分宮城県2日目は、山元町の四方山中腹でオープニングでした。
太平洋と町が見渡せました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、仙台市青葉区の57歳の方から。
こころの風景は、亘理郡山元町の『八重垣神社』です。
30年近く前。シングルになったお手紙の方は、ご両親が終の住処として建てた山元町の実家に、娘さんと共に住んでいました。
その頃は、3歳下の弟さん、8歳下の妹さんも同居。出戻りのお手紙の方は若干肩身の狭い思いをしていたそう。
居候気分に落ち込むこともあり、それを紛らわすかのように仕事漬けの日々。
そんななか迎えたお正月。
単身赴任で多忙なお父さんのもとにお母さんが行き、お手紙の方と娘さん、ごきょうだいの4人だけで年末年始を過ごすことになったそう。
日頃多忙で娘さんと過ごす時間が少なかったお手紙の方は、ふと思い立って娘さんを車に乗せ八重垣神社に向かいました。
今思えば、少しでも明るく笑いたい。娘さんを喜ばせたいという親の勝手な思いだったと振り返るお手紙の方。
娘さんの笑顔は一番の味方で一番の力だったといいます。
かわいくてかわいくてただただ幸せになって。と願っていた。
実家に居づらく独立。また震災もあり、新しく建て替えられた神社に足を運べないでいるお手紙の方。
あの日神社は12mの津波に根こそぎさらわれ、今の社殿は2017年9月に建てられたそうです。
ただ鎮守の森にあった御神木のクロマツが奇跡的に残ったそう。
弱虫だったお手紙の方や、しっかり者の娘さんを見守ってくれた八重垣神社。
同じ景色はもうありません。
正平さんに、自分の代わりに八重垣神社を訪ねて、亡くなられた多くの方々に手を合わせていただき、クロマツを見ていただきたい。
…というお手紙でした。
赤ダニに夢中!の正平さん
出発前に、道路の側溝をのぞきこみ、カメラマンさんの新井さんを呼んだ正平さん。
カメラが側溝によると、赤い小さな虫がたくさん動いていました。
正平さんは「これもアリだよね。きっと。1ミリか2ミリだよ。何でこんなちっこいの?赤アリと名付けよう。」と勝手に命名。
新井さんは赤い虫を撮影しながら「何ですかね?」と分からない様子。
字幕では※タカラダニ(通称 赤ダニ)でしたと出ていました。
これ、よく見る虫です。
赤ダニって名前だったんだ~。
私、恥ずかしながら何も疑問も持たず、名前を知ろうともしてなかったです。
正平さんは初めて見たのかな??
夢中になって赤ダニを見る正平さん。
我に返って、まだとうちゃこもしてないことに気付いて出発することになりました。
ツバメの水浴び
八重垣神社を目指し、下り坂を下ってスタート。
途中にあった池の横を見つけて正平さんがスピードダウン。
「ツバメが水浴びしてる!」と言います。
カメラさんが池を映すと、ツバメが何度も池の水面に体をつけては飛び上がり、つけては飛び上がりを繰り返していました。
「ツバメ水浴びするんだ。きれい好きなんかな?」という正平さんのつぶやきに笑うチームこころ旅。
長い水浴びをしていました。
正平さん、生き物の動きをよく見つけますよね。
スーっと通り過ぎてしまえば気づかないです。
ランチはミートソーススパゲティ
ツバメ見物のあとはお昼ごはん!
『ランチやってます』という赤いのぼりがたっていたお店/Orataで。
ー本日予約満席ーと看板に張り紙が出ていました。正平さんたちのことです。
扉にも「本日予約満席」と張り紙がしてありました。
正平さんは、店の外の席を選択。
ミートソーススパゲティを注文していました。
正平さんは食べる前に、フォークを取ってカメラに向かって「ではここでですね、フォークは何故4つに分かれているんでしょう?」とクイズを出しました。
「えー、分かりません。」と答えるスタッフさん。
「これはギリシャ時代は2本だったそうです。それが色々、イタリアに渡ったりなんかして。えー結論は、スパゲティが食べやすいため。」と得意げに言う正平さん。
「へー!」とスタッフさんが感心していると
「と、チコちゃんが言ってました!」と付け足した正平さん。
皆笑ってました。
まーたチコちゃん??
そうなんだ~~!
食べやすいように改良されていったんですねー!
正平さん、チコちゃんよく見てますね!
知らなかったです。
スパゲティーは「おいしい!」と美味しそうに食べて、そして恒例のタバスコタイム!!
むせるのかーー?と思いきや「これ帽子か?」と、まずは盛られていた帽子の形をイジる正平さん。
確かに、つば付きの帽子をひっくり返したような形のお皿!
でもすぐに「余計なことを…。大人しく食えって教わったよね。ガキの時分。」と反省してました。
やらずにはおれんのんでしょうなぁ…。正平さん。皆笑ってました。
そして…
大人しく食べて、軽くむせてました・・・。
あれ??
豪快にむせるのは封印したみたいです。
突然の弾き語り!
メインを食べ終えて、テラス席から離れて店の中に入っていった正平さん。
テーブルに固定されたカメラには、スタッフさんたちが食事をしてる風景が映っていました。
しばらくスタッフさんたちの食事の風景が続いていると…
お店の中からギターの音と「少し前の…疲れた日々…僕はよくあの店で」と歌う正平さんの声が聞こえてきました。
音声さんが慌てて店内に入ると、お店の奥にアップライトピアノが置かれており、その前の椅子に腰かけた正平さんがギターを弾いて歌っていました。
正平さんは「誰とも話さない僕だったよ 本当は誰とでも話してた 今よりかはずっと」と歌っていました。
そして「ここの御主人は、青葉城恋唄の…誰だっけ?さとう宗幸さんと一緒にバンド組んでたそうです。何年かぶりで触る。」と、ギターの感触に浸っていました。
そのあとも歌ってましたが、「やめた!」と照れてストップ。
拍手が沸き起こりました。
私もテレビの前で拍手しました。
何か得した感じ!!
朝版見てよかったです!
ーーーなんて曲だろう?
調べたけどでてこなかったです。。
そのあと正平さんは、食事のお礼を言う際に「ご主人、やってらしたんですか?バンド。」と質問。
「えーソロで。クラシックとかフラメンコで。エサ食べてました。」と笑顔で答えるご主人。
正平さんは「えー!それは…。触っちゃってごめんね。」とギターを触ったことを謝ってました。
なんか、とっても嬉しそうでした。正平さん。
音楽好きですもんね。自分でも歌うし。
このお店のギターもいきなり来て弾けるんだからスゴイ!
でも、そのギター。すぐ弾けるようにちゃんと調整してたこのお店の御主人もスゴイ。
日頃から触ってらっしゃるんですね。きっと。
朝に良いひとときを見せてもらいました。
…とここまでが『朝版』です。
ルビーちゃん
『とうちゃこ』でも、お昼ご飯を食べたお店にシーンが放送されていました。
『朝版』でも、お店に到着した時にワンちゃんの鳴き声がしていたんですが、そのまま食べるシーンになっていました。
『とうちゃこ』では、テラス席にいた犬小屋に向かって「ワンちゃん!」と言いながら正平さんが近付いて行ってました。
ワンちゃんは全く姿を見せず。怖がりな様子。
ワンちゃんの名前はルビちゃん。
食事を終えて、お店の女性に「ルビちゃんこわがりなの?」質問した正平さん。
「そうです。」と答える女性。いじめられてたワンちゃんらしく、保護犬ではないが、売れ残りだったワンちゃんだったらしいです。
正平さんは犬小屋の隣に座り、タバコを吸いながら「ルビちゃん!ルビ!」と声をかけました。
でも反応なし。
ルビーちゃんの写真がプロフィールと共に犬小屋の屋根に貼られていました。
姿が見えないので、写真だけがカメラに収められていました。
ルビーちゃんのプロフィール。
ーーー2017年生まれの女の子。
東京芸大おて学部卒業らしいです。
ほんまかいな!?
お店の方が「ルビーちゃん!」と呼んでやっと犬小屋から顔を見せてくれました。
赤い柴犬ちゃんでした。
かわいい!!!
ゆっくりと小屋から出てきて、カメラに顔を見せてくれました。
「ルビちゃんかわいいね!」と正平さんが手を出すと、やっと正平さんの手を匂って触らせてくれました。
やった!!
大抵のワンちゃんは正平さんに懐くのに、ルビちゃんはなかなかでしたね!
緊張した様子のルビちゃん。
ルビちゃんはお正月の初売りで売られていたワンちゃんだったそうです。
一度小屋から出てきたら、ちゃんと正平さんの手をの匂ってくれてかわいかったです。
柴わんこがいるお店!!
いいですね~~!行きたいです。
正平さんはお店を出る時に「ルビちゃんバイバイ!」と名残惜しそうに挨拶してました。
ルビちゃんは正平さんの呼びかけの応じて、ピョンと前足を台の上に乗せて、立ち上がって見送ってくれました。
なかなか出て来てくれなかったのに、最高なお見送りでした。
ギターの弾き語りにワンちゃんとの出会い。
美味しいミートソーススパゲティ。
いいことだらけのお店じゃないですか~~!?
楽しい時間を見せてくださいました。
向かい風に苦しむ
田んぼや畑の近くを通る時には向かい風!!
しんどそうでした。
ゴーっとテレビ越しにでも分かる風の音!!
自転車乗ってる時の風はきついですよね!!
進まない進まない。
私も普段自転車に乗るので、大変さが分かります。
あおられますよねーー。
津波水深
正平さんが何かを見つけて、カメラマンさんの新井さんに指さしました。
民家の壁に赤い矢印がつけてあって『津波水深ここまで2011・3・11東日本大震災』というプレートがつけられていました。
建物の2階部分をゆうに超えて、出窓のすぐ下までの高さでした。
壁に物が突き刺さっているところに、矢印がしてありました。
そのまま残してる。
海は遠いのに、ここまで来て、建物を浸らせたんですね。
海側の土地は建物が少なかったです。
何も言わずとも状況を語っています。
こころの風景
真っすぐの道を進むと、左側に木がたくさん植わってる森がありました。
八重垣神社、とうちゃこです。
薄くなった赤い鳥居に『八重垣神社』と書いてありました。
正平さんはチャリオを降りて、歩いて境内に入りました。
「あのー、1本松じゃなくて、随分残ってる。立派な松が。」その通り、社殿の両側に大きな立派な松がスーッと立っていました。
正平さんは社殿にお参りしました。
「思い出したけど、昔あの、震災の次の年に、石巻かなんか行って高校生に教わったやり方だ。日和山の上の神社行って一緒にお参りしてこうやってやれって。うん。あそーとか言ってやった。」とかつての旅の話をした正平さん。
「お参りしたよ。たくさん犠牲なった方。でも俺がな、こうやってやったからって…。でもお参りはしたよ。うん。お祈りした。これが多分御神木だと思います。」と気持ちを吐露したあと、お手紙の方が見たがっていた御神木の姿を見ていました。
「昨日今日じゃないもんね。頑張ったんだ。」と御神木を見上げていました。
御神木は、青空の下で太陽の光を浴びていました。
流されずに残った御神木です。
正平さんは社殿と御神木が見えるとこに座り、お手紙を読みました。
お手紙に同封されていた娘さんとお手紙の方の写真。
娘さんは本当に嬉しそうに笑っていて、こちらも明るい気持ちになれました。
お母さんが一緒にいてくれるだけで、娘さんは嬉しかったんだと思いますよ!!
お母さんのこときっと大好きなんだろうな。
お手紙を読み終わった正平さんは「俺なんかが手を合わして、何かになるとは思えないけど、言われた通りやったよ。今はこうなって。いや本当に今持ってかれちゃって今こうなってるって。えらかった。ここ来るまで。風が。よし!もうでもこれるんじゃないの?ねえ。変わってるのも見てあげてちょうだい!OK!じゃあまた明日!」と言って番組を締めていました。
今回の旅は楽しい一面もありながら、津波の爪痕も見て、感情が揺さぶられる旅でした。
宮城県の旅でめぐる町
宮城県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
- 6月14日…七ヶ宿町
- 6月15日…山元町
- 6月16日…東松島市
- 6月17日…石巻市
の放送予定です。
次は、東松山市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。