毎週木曜夜9時からテレビ朝日系で放送中のドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』。2月20日に第6話が放送されました。
前回、第5話の感想はこちら。
おもな登場人物
- 仲井戸豪太:桐谷健太さん…神奈川県警横浜桜木警察署捜査課の刑事。高校の体育教師を辞めて警察に転職。交番勤務8年で刃物を振り回す男を取り押さえ、本部長即賞をとる。念願かなって刑事となった。熱い。身内といる時や感情が高ぶると関西弁になる。取り調べが学校の面談のようになってしまう。
- 真島修平:東出昌大さん…横浜地方検察庁みなと支部の検事。東大法学部、法科大学院を経て司法試験に合格した。検事として5年。プライドが高い。仲井戸みなみに片思い中。検事は刑事より上だと言う。豪太に偉そうなことを言う時に、いちいちみなみに謝る小心者。みなみに、3か月前まで同棲していた彼氏がいたと知らず落ち込んでいる。
<<神奈川県警横浜桜木警察署>>
- 大貫誠一郎:風間杜夫さん…神奈川県警横浜桜木警察署の署長。豪太の理解者。
- 多胡永吉:矢柴俊博さん…神奈川県警横浜桜木警察署捜査課の係長。面倒を持ち込んでくる豪太にハラハラしてる。
- 目黒元気:磯村勇斗さん…神奈川県警横浜桜木警察署捜査課の刑事。大卒で警察に入り、3年目昇進試験に合格して刑事に。熱いキャラの豪太に振り回される。誤認逮捕の件で毛利に助けてもらい、一方的に片思い中。
- 毛利ひかる:今田美桜さん…神奈川県警横浜桜木警察署捜査課の刑事。高卒で警察官になる。市民には丁寧な態度だが、同僚に厳しい。刑事になって男化してる自分自身に悩んでる。
- 桂二郎:菅原大吉さん…神奈川県警横浜桜木警察署捜査課の刑事。温厚。
<<横浜地方検察庁みなと支部>>
- 樫村武夫:柳葉敏郎さん…横浜地方検察庁みなと支部の部長検事。修平の上司。かつて東京地検特捜部の鬼検事だった。将棋の勝敗が仕事に影響する。
- 日下直樹:渋谷謙人さん…横浜地方検察庁みなと支部の検事。東大在学中に司法試験に合格。法科大学院を出て司法試験に受かった真島より、自分の方が優秀だと思っている。毎日樫村に叱られている。
- 仲井戸みなみ:比嘉愛未さん…横浜地方検察庁みなと支部の立会事務官。仲井戸豪太の妹。真島修平検事担当。豪太に自宅に上がり込まれ、兄妹で一緒に暮らす。出ていった元彼・太郎丸直樹の荷物を部屋に置いており、未練がある様子。
- 森岡奈緒子:奥山かずささん…横浜地方検察庁みなと支部の立会事務官。仲井戸みなみの後輩。日下検事担当。屋上でみなみと愚痴を言い合う仲。
- 持丸栄:峯村リエさん…横浜地方検察庁みなと支部の検事。優秀なベテラン検事。
- 亀ヶ谷徹:西村元貴さん…横浜地方検察庁みなと支部の立会事務官。持丸検事担当。普段は大人しいが、持丸が側にいると強気になる。
<<小料理屋 OKAZUーYA>>
- 宮沢かほり:奥貫薫さん…飲食店“OKAZU-YA”の女将。元裁判官。退職後、母の店を継いだ。穏やかに、時に厳しく相談に乗ってくれる。
- 大野純:ぎぃ子さん…“OKAZU-YA”の店員。
<<その他>>
- 田口健介:湯江タケユキさん…豪太の交番勤務時代の先輩。豪太だけが刑事になったことに腹を立てている。かつて神奈川県警職務質問コンテスト第3位になったことがあり、人を見る勘が長けてる。第2話の容疑者も田口の職質の勘で任意同行をかけた。
第6話のゲスト
- 半田:長谷川朝晴さん…目出し帽を被ってコンビニ強盗に入り逃げた時に、店員からカラーボールを投げられる。その後歩いていたところ、合コン帰りの毛利に職質をかけられ、逃走しようとし逮捕される。取り調べに素直に応じ、すぐに送検されたが…。
第6話のあらすじ
毛利は、刑事となり自分が荒い素振りや口ぶりになっていることを感じていた。
合コンに会社員と偽り参加するも、相手の話の怪しい点を見抜いてしまい、責め立ててしまい、失敗に終わってしまっていた。
合コンの帰り、交番で田口に愚痴を聞いてもらっていると、近くでコンビニ強盗犯が逃走しているという通報を聞くと、真っ先に飛び出した。
逃走犯は、店員からカラーボールを当てられているという。
毛利が付近を捜索していると、目の周りと服にピンクの塗料をつけた男が歩いており、職質をかけ、逃走されたところをさらに追いかけ、逮捕した。
男の名前は所持していた免許証で確認すると、半田二郎。
毛利は、豪太と一緒に取り調べも担当し、無事検察へと送検した。
検察でも修平が取り調べを行い、起訴しようと樫村に調書を見せに行ったところ、樫村は半田と離れて暮らしている兄がいることに注目。
その兄が犯行を知らないはずがない。本当に半田は単独犯なのか?この兄を調べさせよと指示。
修平は樫村の言われるがまま、毛利に電話をして、兄と共謀してやったかもしれない可能性があると言い、再捜査するよう指示した。
初めて一人で逮捕、送検までやった毛利は、修平の思わぬ指摘に委縮。再捜査へ乗り出す。
豪太はまた修平が小さな事件を大きくしようとしてるとバカにしていたが、毛利は目黒と一緒に兄について調べ直し、捜査のやり直しを始めた。
捜査で見つけた、半田と半田の兄の免許証の写真を見て一同絶句。二人の顔も服装も同じだったのだ。
さらに、半田二郎が免許証を更新する5年前の免許証データのコピーを見ると、全然違う小太りの男が映っていた。
つまり、半田二郎とは小太りの男が本物で、今取り調べている男が兄の半田一郎。
逮捕時に持っていた半田二郎名義の免許証は、半田一郎が弟になりすまして更新した免許証だったのだ。
豪太から説明を受けた修平とみなみ。
みなみは、コンビニ強盗加えて、免状等不実記載罪が成立するといい、修平は、本物の半田二郎が今どこにいるかの方が重要と指摘した。
豪太から、二郎は行方不明と聞いた修平は「これは重大犯罪の匂いがしてきたぞ。」とニヤつく。
コンビニ強盗事件は、半田一郎が二郎を殺害して二郎に成りすました事件かもしれない。と刑事も検事も皆浮足立つ。
初めて逮捕・送検をした毛利は、二郎は生きているはずと必死の捜索を始めた。
さらに県警の捜査一課も捜査に加わり、半田二郎をさがす大捜査が始まった。
本当に半田一郎は半田二郎を殺したのか?
…というお話でした。
毛利に片思いする目黒
前回の第5話から、目黒の目がしょっちゅう毛利に向いていることに気づいた豪太。元教師の勘から、二人をくっつけようと勝手に動き出します。
けれど、それを聞いた多胡係長が嫌な顔をしてました。
刑事は結婚すると同じ職場にはおれず、どちらかが飛ばされるというのだ。
上手くいったとしても飛ばされるし、上手くいかなくても署内でトラブルになりかねないと、二人が恋愛関係になることをとても嫌がっていました。
結構今までの刑事ドラマでも、仲間内での恋愛が描かれてきたと思うんですけど、こんな内部事情があるだなんて、知りませんでした。
でも、警察に限らず職場恋愛ってややこしいですよね。
いい時はまだいいですけど、上手くいかなくなったら空気は悪くなるし、いいことがあまりないような気がします。
独身同士ならまだいいですけど、どちらかが既婚とか、職場の人だけはみんな知ってる。とか、最悪ですよね。
話をドラマに戻して、今回ではまだ目黒が一方的に毛利に片思いをしてるだけですが、今後は話が発展していくんでしょうか?
目黒って粘着しそうな感じで怖いです。自然に諦める感じで終わって欲しいです。
まぁドラマの中の話なんで、こんな真剣に考えなくてもいいんですけどね!!
樫村、将棋弱い
前回の終わりで、大貫署長に将棋で勝っていた樫村部長検事。
気を良くしていつものOKAZU-YAで飲んでいると、チェスしかしたことないOKAZU-YAの店員の純ちゃんに負けてました。
今回の事件を大きくしたのも、この樫村が純ちゃんの負けたせいで苛立っていたから。
迷惑な検事さんですよ!!
最初はあまり出演がなくて、脇役なのかな?と思っていた樫村さんですけど、ここに来て大貫署長と共によく出てくるようになりましたね!
修平と豪太の二人の対決がメインですけど、この大貫VS樫村の対決も面白いです!!
これまで大貫の挑発されてもそう乗ってこなかった樫村ですが、まさかの将棋初心者の子に負けたのは冷静でいれなかったようです。
これまでで一番樫村がバカっぽく感じた回でした。
毛利さんかわいいのに
かわいい顔してるのに、犯罪の匂いをかぎつけると、一気に刑事モードにかわる毛利さん。
男の人にも物怖じせずに向かっていく姿はカッコいいです。
でも、今回は優しい一面が見れて、一緒に泣いてしまいました。
かわいいと思うんですけどね~。本人は自分の良さに気づいていない。
前回の目黒くん、今回の毛利さんと、若手が頑張ってる話は面白かったです。
以上、『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』第6話を観た感想でした。
全話の感想
- 第1話の感想とあらすじ
- 第2話の感想とあらすじ…警察の捜査に検事も加わる
- 第3話の感想とあらすじ…刑事と検事の逮捕タイミング攻防戦!
- 第4話の感想とあらすじ…刑事と検事と女性目線で話し合う3人
- 第5話の感想とあらすじ…弁護士VS刑事と検事
- 第6話の感想とあらすじ…コンビニ強盗犯が他にも隠していたことは?
- 第7話の感想とあらすじ…集団暴行、主犯は誰か?
- 第8話の感想とあらすじ…虐待と決闘、ふたつの事件がつながっていく
- 第9話(最終回)の感想とあらすじ…刑事と検事が一致団結!!