毎週木曜夜9時からテレビ朝日系列で放送中の木曜ドラマ『七人の秘書』。
11月12日に第4話が放送されました。
おもな登場人物
- 望月千代:木村文乃さん…東都銀行の常務秘書。兄が営むラーメン屋で働きながら、銀座のホステスとして働きナンバーワンになる。しかし不景気でラーメン店が潰れ、兄は失踪。兄の親友だった司法書士・萬と再会。萬が買い戻した兄のラーメン屋の2階で暮らす。
- 萬敬太郎:江口洋介さん…ラーメン屋「萬」の店主。兼業で司法書士。わずかな報酬で、5人の秘書と五月と一緒に、人助けをする影の秘書軍団の元締め。政治家の秘書だった過去がある。
- 鰐淵五月:室井滋さん…家政婦。元政治家の秘書。
- 照井七菜:広瀬アリスさん…東都銀行頭取秘書。東都銀行の正社員。秘書になりたくてなったわけではなく、怒られてばかりいる。頭取に気に入られ、スイートルームで二人きりで会っていた時に頭取が急死。秘書軍団と初めて会う。
- 朴四朗(パクサラン):シム・ウンギョンさん…慶西大学病院病院長秘書。母が韓国人、父が日本人。医師を目指して諦めた過去がある。ハッキング技術があり、秘書たちの後方支援をする。
- 長谷不二子:菜々緒さん…警視庁警務部長秘書。男性に強い嫌悪感ある様子。
- 風間三和:大島優子さん…東京都知事秘書。ホテルオーナーの令嬢で語学堪能。
- 粟田口十三:岸辺一徳さん…財務大臣。萬となにやら因縁がありそう…。
- 千代の兄:マキタスポーツさん
- 黒木瞬介:坂口拓さん…七菜に近づいてきた雑誌の記者。一原頭取の死について追いかけてる。
前回、第3話の感想はこちら。↓
第4話のあらすじ
女子高生・小杉映子(永瀬莉子さん)が、男に駅のエスカレーターでスカートの中を盗撮された。
映子は夢中で男を追いかけ、捕まえることは出来なかったが、男はスマホを落としていった。
不二子が秘書を務める警務部長室に、山根警視正(金井勇太さん)が呼び出された。
山根は、財務大臣・粟田口の後援会長の息子で、北島警務部長(木下ほうかさん)は、山根を参事官に推薦すると言い、映子からの盗撮の被害届と証拠品のスマホを渡した。
山根と北島が話すところにお茶を持ってきた不二子は、スマホケースの絵だけを覚えた。
その晩。
被害者である映子が、男に背後から押さえつけられ「パンツの写真撮られたぐらいでガタガタ騒ぐんじゃねえよ。」と脅す。
そこへ三和が現れ、落ちていた長い木の枝1本で男を撃退。男は山根に雇われていた。
三和は映子を「萬」へ連れて行った。
映子は盗撮の被害届を警察に出した時点では、若い警察官に必ず捕まえると言ってくれていた。
しかし次の日に行くと、被害届は消えていて、過去に犯した万引きを持ち出され黙っていろと言われたという。
そしてその日から誰かに見張られてると感じ、さっき襲われたというのだ。
不二子は犯人のスマホの特徴を聞くと、『KING』と書かれた王冠の絵が入った特徴的なスマホケースの絵を描いて見せた映子。
不二子が、北島警務部長と山根が話している時に見たスマホケースと同じ絵だった。
萬が「ここからは引き取らせてもらおうか。」と声をかけた。
翌日。
映子に山根の顔を見せて、犯人かどうか?と聞く不二子と三和。
涙を浮かべながら「違います。」と答える映子。
映子は、警察が信じられなくなり「これ以上怖い目に遭いたくない!」と逃げようとする。
不二子は「逃げちゃダメ。1回逃げることを覚えたら、この先ずっと逃げる事になる。その1回が一生の後悔になる。悪いことしたのはあんたじゃない。あいつなの!だからどんなに怖くても戦うの。」と説得。
その場は逃げて行った映子。
「萬」では、かつて捜査一課にいた不二子が、柔道の稽古で男性に勝った事からやっかみにあい、男性警官からロッカールームで襲われかけたことがあった。
男たちは冗談で済ませ、その後も嫌がらせを続けられ、逃げずに戦っていたら、庶務課に異動されてしまった。
そんな不二子が泣きながら「萬」の店でラーメンを食べたのが、萬が不二子の2年前の出会いだった。
不二子は男性社会の警察の中で、悔しい思いをしながら戦っていたのだ。
そんな思い出話を語っている途中で、映子が不二子を訪ねてやって来た。
影の秘書軍団による懲らしめ計画が始まったーーー。
現行犯で捕まえようと計画した秘書軍団。
サランが盗撮マニアの裏サイトを見つけると、盗撮しやすい場所のリストが載っていた。
そこに、高校生が今回被害に遭ったエスカレーターも載っており、山根の通勤ルートだということも分かった。
千代が山根を尾行して、みんなにエスカレーターに近づいたことを知らせる。
すると三和と七菜と鰐淵がおとりになって、ミニスカートでエスカレーターに乗る。
それらを鰐淵がかけていたカメラ付きめがねで撮影して、証拠をつかむ計画だった。
七菜のスカートが山根に盗撮されそうになり、七菜が思わずカバンでスカートを隠してしまう。
その隙に後ろで鰐淵のスカートもある男が盗撮しており、大声で騒いだ鰐淵が男を捕まえる。
驚いた山根はその場を立ち去ってしまい、山根を現行犯でおさえるのは失敗した。
鰐淵を盗撮した男を「萬」へ連れて行き、問い詰める秘書軍団。
盗撮犯は、盗撮が辞められない理由として、スリルがたまらないことと、撮った写真を盗撮マニアの仲間たちに褒められるからだという。
鰐口は怒り狂い、撮った画像を削除しようとする。しかし男は必死に取り返した。
「これはどれも大切なコレクション。画像は絶対に削除したりしません。マニアの常識。」と言い切った。
その盗撮犯は警察に突き出し、画像保存するという言葉を信じて、山根のスマホ画像をさぐることにした。
山根は偶然、三和の家のホテルのプールを使用しており、秘書たちは入ることが出来た。
鰐淵が、清掃のフリをしてロッカーをさぐるもスマホはなし。
山根がガウンを、プールサイドのベンチに置いてプールに入ったところを、サランと千代が捜索。
山根が人およびしている間に、データをコピーする事に成功した。
しかしスマホにもデータが残っていない。
打つ手なしと思われた。
後日。
北島警務部長から、橋本警視総監との会食に、山根も加えることを告げられた不二子。
場所と時間のセッティングを全てを任された。
山根に直接会い、11月9日に19時に警務部長と警視総監の会食に山根も誘われたことを伝える。
山根はスマホを見て、9日に<S>という先約があったが、会食を優先した。
11月9日当日。
菓子折りの中に現金を忍ばせ準備をしていた山根だったが、不二子が駆けつけ、会食がキャンセルになったことを伝え忘れていたと謝罪した。
山根は憤りながらも、元の予定<S>に参加する事にした。
ーーー<S>とは何か?
秘書軍団は、山根を懲らしめることができるのか??
…というお話でした。
性犯罪は許せん!
今回は、コネ出世した警察官僚が女子高生のスカートを盗撮し、上の人にもみ消してもらうという卑劣な犯罪の話でした。
最初、この被害者の女子高生に感情移入しちゃって、本当にこういう奴許せん!!と憤りました。
今回は、盗撮犯が悪いって一貫して話が進んでて、最初に対応した警察官もこの女子高生に味方してくれたのがせめてもの救い。
私なんて、痴漢に遭った時交番に行って被害を訴えても、痴漢被害に遭うお前の方が悪いって感じで言われました。
「二度と警察なんかに言うか!!ボケ!」と思いました。
夜道を一人で歩く方が悪い。
スカート短いのが悪い。
はぁ?
忘れてません?痴漢する奴、盗撮する奴が悪いんですよ!!
被害に遭っただけで怖い思いをしてる上に、警察にも親にも自分が悪いみたいなことを言われる。
親にも言うか!ボケ!ってなります。
こういう性犯罪者って、かわいいからとか、魅力的とか、女の子が誘ってる格好してるからやるんじゃないんですよ。やれる相手だからやるんです。
気が弱そうだから、やっても刃向かってこなさそうだから。
ナメんなって思います。
今回の話はもう、ムカムカしながら見ました。
コレクション?冗談?パンツなんか?
そんな軽い考えでやってることで、一生傷になるんやぞ!
何を考えとんねん!ボケ!
言葉がとめどなく出てくるので、ここいらでやめておきます。
悪い奴だけじゃない
被害者の女子高生を追い詰めたのは、本来悪い奴を捕まえる警察が、よってたかって自分たちを守るために悪いことを重ねてました。
が、もちろん政治家の忖度なしで犯人を捕まえてくれる警察官もいる!!
これはドラマなんでもちろんフィクションで、嘘だと分かってますけど、これには救われた思いがします。
秘書軍団は導いただけ。
最後はちゃんと警察が判断してくれた!!!
スカッとしました!!
本当によかった!!
不二子も救われたらいいのにな…。
4話は最初は心苦しかったけど、最後はよかった!
こういう裁き方が現実でもあって欲しい!!
以上、『七人の秘書』第4話を見た感想でした。