毎週木曜夜9時からテレビ朝日系列で放送中の木曜ドラマ『七人の秘書』。
11月26日に第6話が放送されました。
前回、第5話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 望月千代:木村文乃さん…東都銀行の常務秘書。兄が営むラーメン屋で働きながら、銀座のホステスとして働きナンバーワンになる。しかし不景気でラーメン店が潰れ、兄は失踪。兄の親友だった司法書士・萬と再会。萬が買い戻した兄のラーメン屋の2階で暮らす。
- 萬敬太郎:江口洋介さん…ラーメン屋「萬」の店主。兼業で司法書士。わずかな報酬で、5人の秘書と五月と一緒に、人助けをする影の秘書軍団の元締め。政治家の秘書だった過去がある。
- 鰐淵五月:室井滋さん…家政婦。元政治家の秘書。
- 照井七菜:広瀬アリスさん…東都銀行頭取秘書。東都銀行の正社員。秘書になりたくてなったわけではなく、怒られてばかりいる。頭取に気に入られ、スイートルームで二人きりで会っていた時に頭取が急死。秘書軍団と初めて会う。
- 朴四朗(パクサラン):シム・ウンギョンさん…慶西大学病院病院長秘書。母が韓国人、父が日本人。医師を目指して諦めた過去がある。ハッキング技術があり、秘書たちの後方支援をする。
- 長谷不二子:菜々緒さん…警視庁警務部長秘書。男性に強い嫌悪感ある様子。
- 風間三和:大島優子さん…東京都知事秘書。ホテルオーナーの令嬢で語学堪能。
- 粟田口十三:岸辺一徳さん…財務大臣。萬となにやら因縁がありそう…。
- 千代の兄:マキタスポーツさん
- 黒木瞬介:坂口拓さん…七菜に近づいてきた雑誌の記者。一原頭取の死について追いかけてる。
第6話のあらすじ
南勝子都知事(萬田久子さん)が、急性心筋梗塞で慶西大学病院に緊急搬送された。
粟田口財務大臣が、南が入院していた慶西大の医師ではなく、心臓外科のゴットハンドと呼ばれる東帝大の白鳥教授(リリーフランキーさん)に南の手術を依頼。
白鳥は元々、八百屋の主人の手術をする予定だったのが、南の手術をさせようとした粟田口によって強引に予定を変えられていた。
その八百屋のご主人夫婦に、秋田から上京してすぐから世話になっていた七菜は「萬」に、八百屋の主人の妻・康子(宮地雅子さん)を連れて行く。
八百屋の主人は心臓が悪く、すごくむずかしい手術をしないと助からないのだが、手術日まで決まっていたのが、突然変更になって困っているということだった。
七菜は、八百屋の主人が手術できるように何とかしてほしい。と康子と一緒に萬に頭を下げる。
萬も「ここからは引き取らせてもらいます。」と快く引き受けたのだった。
同じ頃。
粟田口に料亭に呼び出されていた白鳥教授。南の手術のために勝手に予定を変えらえれたことを「迷惑千万。」と突っぱねていた。
「この手術が出来るのは白鳥先生がしかいない。どうかよろしくお願いします。」と、研究費増額すると匂わせる。
白鳥は「私にしか出来ない手術というのであれば。」と、粟田口が出す条件と引き換えに手術を受けたかに見えた。
が、粟田口が用意したワインや料理は持ち帰り、一緒に食事はせず病院へ戻っていった。
料亭の前で粟田口が出てくるのを待っていたサランは、慶西大学病院の院長秘書の立場を利用して、院長からの伝言だと嘘をつき、強引に粟田口と話がしたいと持ち掛ける。
車の中で二人きりで話す粟田口とサラン。サランは、白鳥教授に会わせて欲しと懇願したが、院長の伝言が嘘だと分かった粟田口に追い返される。
しかし明日、白鳥教授が慶西大学病院に白鳥教授が現れると教えてもらうのだった。
「萬」では、ゴッドハンドの白鳥教授が、八百屋の主人の手術を中止にして、南の手術を引き受けたと知って、「一般人見捨てて、超VIPに鞍替えした。」と大非難。
サランはこぶしを握りしめ「あの医者は、懲らしめてやるぐらいじゃ足りません。死ぬほど苦しめてやりたい。」と言う。白鳥はサランと母を捨てた父だったのだ。
サランの父が日本人の医師だと聞いていたが、白鳥がサランの父とは萬も知らなかった。
韓国で出会ったサランの両親。
父親は専門医のキャリアを積むために妻子を残してシカゴの病院へ行ってしまう。看護師の母が女手一つでサランを育てたが、サランが高校生の時に白血病で倒れる。
医師を目指していたサランは夢を断念。5年前母の死をきっかけに、父を捜しに日本にやってきた。だが、父は会うのを拒否。
韓国へ帰るお金もなく、さまよっていたところを萬と出会い救われたのだった。
翌日。
白鳥教授が南の容体を確認するためにやって来た。玄関で出迎え、白鳥教授のカバンを持ち、案内するサラン。
南には、冠動脈バイパス術をするという白鳥。
しかし、自分がやるまでもない平凡なオペだと言って、帰っていった。
白鳥と入れ替わるように到着した粟田口。白鳥が帰るのは想定内だという。南の病室を訪れ、病気を理由に引退するよう暗に伝えたが、南は拒否。
言うことを聞かない南に粟田口はイラ立つ。
粟田口は、国民に人気がある南が、いずれ国政に打って出ることを恐れていた。解散総選挙に間に合うよう早くに退院されては困る。
入院を長引かせるために、医者に頼んで手術をわざと失敗させようと考えていた。
改めて白鳥と慶西大学病院の現院長西条(佐戸井けん太さん)を呼び、手術を失敗するよう依頼する粟田口。
「萬」では3人の会話を秘書軍団が聞き、院長秘書として同行していたサランも近くで聞いていた。
なかなか返事しない白鳥に、大学病院の助成金を増やすと匂わす粟田口。西条院長も助成金のために引き受けるようあおる。
それでも返事しない白鳥に、現金の束を積み上げて迫る粟田口。
しかし白鳥は「私は人を殺すために研究をしているんじゃない。人を行かすためだ。」ときっぱりと断ったのだった。
後日。
サランは白鳥教授に会いに行き、南知事のオペをしてください。」と頼み込む。
粟田口は諦めず、今度は慶西大学病院の医師に手術を失敗させるよう西条院長に依頼していたのだ。
白鳥教授が手術をしなければ、南の手術はわざと失敗されてしまう。
ある晩。
秘書軍団が看護師となって形成大学病院に現れ、ある作戦を決行!?
南と八百屋のおじさんはどうなるーーー??!!!
そしてサランは、父と向き合えたのか??
…というお話でした。
サランが迫力あった!
サランが日本人の医師である父を憎んでいる様子は、これまでもチラっと映っていました。
お父さんは八百屋のおじさんを見捨てて、知事の手術を取ったのでは?と思っていた時のサランの怒りを抑える様子は、見てて迫力がありました。
思いつめたようにみんなの話も聞かず、「萬」から出て行く時の日本語は、とても流暢で、怒りの感情がよく伝わりました。
話を遡って。
3話で追い出された院長親子に、日本語が下手だと罵られてる場面がありました。
実際日本語が片言に聞こえていましたが、今回の6話のサランのセリフを聞いて、片言は演技だったのでは?と思いました。
韓国人だと知れて、自分が娘だと知られたくないサラン。
白鳥教授と話している時のサランの日本語は、とても流暢で日本語が上手でした。
母と自分を捨てた父を憎んでいたのに、父の立派さを知って心変わりしていく様子がよく分かりました。
最後、自分への愛を感じて涙ぐんだりして…。
とても引き込まれました。素敵でした!
もう、6話はサランの回でしたね!!
南知事好きだな
前回、児童養護施設建設中止が、大臣に忖度してのことで、秘書軍団に懲らしめられていた南知事。
その懲らしめられ方が、はめられた感じでかわいそうだなと思い、むしろ知事に味方したかったという感想を前回書きました。
今回は、南知事に国政に出てこられては困ると考えた粟田口に、わざと手術を失敗させられそうになったりして、なんてかわいそうなんだ!!と思いました。
病気に付け込んで、入院を長引かせてやろうととか、本当信じられないんですけど!!
パジャマ姿の知事さんを守ってあげたかったですよ!!
なんだかんだで、秘書の三和を信じて頼りにしてる人の良さがあったり、三和と仲良くしてる感じなんて、とっても好印象でした。
南知事好きだなぁ…。
打倒粟田口で一緒に頑張って欲しい!!
秘書軍団+南勝子でいいと思います!
面白そう!!
小出しのエピソード
6話は、サランとお父さんを軸に、政界での争い、医療界を政治に利用するようなドロドロしたもの…
千代のお兄さん現る?など、色々小出しのネタが出まくっていました。
こうやって、色々話が重なって出てくる方が面白いです!
あと、やっと謝礼に札束が出てきてましたね!
無償なだけじゃない人助け!
こういう現実的な話も見てみたかったんです!!
借金がいつ返せるのか?
先を楽しみに見ていきたいと思います。
以上、『七人の秘書』第6話を見た感想でした。
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