12月1日から、BSプレミアムからBS101に引っ越しをした『にっぽん縦断こころ旅』2023秋の放送は、今週で終わりです。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
www4.nhk.or.jp
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- 1235日目、福岡県4日目秋の旅最終日・大牟田市への旅
- お手紙の内容
- ランチは高菜ピラフ
- 14歳のワンちゃんと出会う
- サギと仏像とカワセミ
- またまたお年寄りワンコ発見
- 黒い塀で予想
- こころの風景
2023年秋のルートは、北海道から始まり、東北の青森、秋田。
跳んで山陰の鳥取、島根、山口。
今週福岡でラストです。
前日、福岡県3日目・小郡市の感想はこちら。↓
1235日目、福岡県4日目秋の旅最終日・大牟田市への旅
12日1日放送分。BS1に移行して最初の日。
福岡県4日目・秋の旅最終日は、みやま市の高田濃施山公園でオープニングでした。
正平さんは「おはようございます。秋の旅、というか今年最後の旅の日です。」とごあいさつ。
福岡県の名前が出てこない場面がありましたが、冗談なのかどうか…。
とにかく、秋の旅最終日。福岡県最終日がはじまりました。
お手紙の内容
3年前に亡くなったお手紙の方のお父さんは、50代後半で引退した競輪選手。
絶頂期はかなり優秀な選手で、時々競輪場に試合を観に行くと、競輪ファンの皆さんに名前を訓読みした「カンちゃん行け―!」と叫ばれていたとか。
お手紙の方が小さい頃、家の中は優勝旗やカップ、トロフィーなどでいっぱい。
お手紙の方がおもちゃにして壊しても気にもしないほどだったといいます。
そんな売れっ子選手なので遠征が多く、ひと月のうち家にいるのは8日ほど。
飲む、打つが大好きで、昼間はギャンブル、夜は飲み歩き。
家でゆっくりしていることなどなかったそう。
そんなお父さんだが、どれだけ夜遅く帰って来ても、朝は早く起きて自転車に行っていたそう。
当時市内には、お父さんのほかにも5-6人の競輪選手がいて、その仕事仲間と一緒に練習していたところが、黒崎干拓。
干拓の堤防の上に道路があり、それも2段になっていて、上と下の道路のあいだにはちょうど競輪場のバンクのような傾斜がアリ。
最適な環境で、ほとんど車も入ってこない。
プロの競輪選手がフルスピードで走っても、大丈夫な練習場所だったといいます。
実戦さながらに、時々先頭を入れ替えながらものすごいスピードで走るお父さんたちを見飽きると、お手紙の方は、有明海の干潟に下りて、小さなムツゴロウやカニを追いかけて遊んでいたといいます。
今は、干拓の真ん中に有明沿岸道路が出来て、内側の風景は変わっているはず。
しかし堤防上の道路から見える、海側の景色(海の中に立つ海苔の養殖の竹竿、その沖合にある人工島・初島、そして有明海対岸の雲仙の山並み)は、あの頃とあまり変わっていないのでは?
現在は仙台に住むお手紙の方の代わりに、正平さんが行っていただけると嬉しい。
そして、お父さんたちが練習した道路を、正平さんとスタッフの方々で自転車で走っていただけたら最高です。
ーーというお手紙でした。
ランチは高菜ピラフ
踏切の前を右折。
住宅地の道を走り、交通量の多い道に出てすぐ、福岡銀行をこえたところで早速ごはん。
信号待ちをしていた道路のそばに小さな仏像が立っていて、「かいらしい。」と声をかけて、銀行前の道路を通過。
ランチを食べるお店に到着。
正平さんは、高菜ピラフを注文。
少なめの量で嬉しそう。スープの美味しくて温かく大満足の正平さん。
高菜ピラフも洋風の味で和風。
とても美味しかったようです。
テレビ越しに見てても美味しそうでした。
14歳のワンちゃんと出会う
食後。
再出発し、住宅街で一旦停止してふと横を見ると、お姉さんに連れられた小さなワンちゃんを発見。
正平さんは「かわいらしい!」と高い声を出します。
赤い洋服を着せられてヨロッとしているワンちゃん。
「だいぶいっちゃってる犬です?」と正平さんが質問。
もう14歳になるワンちゃんでした。
ちょこちょこゆっくり歩くワンちゃんで、散歩しないと大の方が出ないらしく、おもらしもするようになっているのだとか。
「せっかく頑張ったんだから。ここまで。もっと頑張ってもらわなきゃね!」と励ましってお別れしていました。
お別れしてから正平さんが「14歳か。」とつぶやくと、スタッフさんが「頑張ってますね!」と返します。
「74歳も頑張ってんど!」
「おっしゃる通りです。」
老犬を見て、自分も頑張ってると主張する正平さんでした。
犬の14歳と人間の74歳。
ワンちゃんはよろよろしてましたけど、正平さんは自転車をこけずに走って元気ですね!
スゴイな!
サギと仏像とカワセミ
川沿いの土手を走り、サギを見つけた正平さん。
次に、12体の小さな仏像1体の大きな仏像が、道の右側に並んでいました。
そのうちの1体に自分と似た仏像を見つけた正平さん。
カメラマンさんのジュンさんがお顔をアップにすると、頭がツルっとしていました。
「徳の高そうな。」とスタッフさんが言うと「うん。誰が置いたんでしょうか?」としばし仏像に癒されていました。
そしてまた川を見ると、大きな鳥の鳴き声が。
サギが鳴いて飛び立っていきました。
次に、小さな鳥が飛んでいくのが見えました。
ジュンさんがアップにしてみてみると、なんとカワセミ!
青と赤の毛と、とんがったくちばしがキレイ。
たたずんでいる姿は凛としていました。
カワセミはすぐに飛んでいき、小さな青色の水門に着地。
「ブルーのとこにブルーが止まった?キレイだったよな、でも。」と大喜びの正平さんでした。
カワセミが見れるなんて。
秋の旅最終日に、最高のプレゼントですね!
キレイだった!
…ここまでが『朝版』です。
またまたお年寄りワンコ発見
『とうちゃこ版』では、住宅街を走って上り坂を上る様子が放送されていました。
隣をビュンビュン車が通り過ぎていきます。
そして峠茶屋の前を通過。
峠を越えて下り坂に入ると、黒崎公園の案内板が道路に出てきました。
黒崎という地名が出てきました。
交差点で信号待ちをしている時に、正平さんは、近くで飼われている茶色い毛をした犬を発見。
「ワンワン!ワン!ウオンウオン!おーい!」と呼びかけましたが、ワンちゃんはチラッとこちらを見るだけで、しっぽを下げて反応なし。
「あれもだいぶいっちゃってますね。同じですね、俺と。」とお年寄りワンコだと推測。
信号が変わって出発する時、「ワンワンバイバイ!」と声をかけましたが、最後まではんのうしてくれることはありませんでした。
寂しいですね。
でも、これがお年寄りワンコです。
私も前に15歳近くになるまでワンを飼っていましたが、最後の2年は病気になって、よろよろして反応も悪く、フラフラしていました。
でも時々正気になって、私だけを見つけて散歩に連れて行けとせがむので驚いたことがあります。
お年寄りワンコは、大変ですがかわいいです。
黒い塀で予想
岬交差点に通りかかり、黒崎公園入口の大きな看板も見えてきました。
交差点を通り、お地蔵さんのそばを通って住宅街に入ります。
そこでバッテリー交換のためにストップして休憩。
住宅の近くに黒い塀が道に沿って続いていて、鳥取出身の監督さんの予想によると、この塀が昔の堤防で、ここまで海が続いていたのでは?とのこと。
さきほどの岬交差点という名前に正平さんが引っ掛かったのも、ここまで海があったから岬では?と正平さんが説明していました。
うん?鳥取出身の監督?
まさか最終日は、仕込みのサイトウさん??
なにかありそうな予感。
声が似てるとは思ったけど、今日は顔が出てこないから分からなかったです。
こころの風景
黒い塀が続く細いまっすぐの道を、海に向かって走る正平さんたち。
正平さんは「ここまで海があって、突堤があってって。たぶんそれは、監督合ってるな。だからそんなに遠くないはずですね!わーずっとあるわ。やっぱりそうだよ。これ。」と言って、監督さんの予想が確信になっていきます。
道が途切れるので、右折して住宅街を通って迂回。
埋め立てた干拓地を走っています。
もうすでに、お手紙の方のこころの風景に着いているのかも??
そして、有明沿岸道路の下をくぐって左折。
道路の高架下を通った時に、風が冷たくなってきたようです。
そしてトンネルを出ると、正平さんが「あれあれあれ?あれじゃないか?」と大きな声で言います。
広い土地の向こうに、堤防がありました。
正平さんは「その向こうが海で。ねえ?自転車の走った道はあれでしょう?」と言いますが、監督さん反応なし。
「正解って言って。監督!」
「正解!」
「やったー!」
かわいいやり取りをして、堤防に沿った道を走ります。
長い堤防の道。
堤防につながる道を走って、堤防に近づくと、堤防の手前が池になっていました。
池に鳥の大群がいて、正平さんたちが来たので一斉に飛び立ちました。
飛ばない子、潜る子。色んな鳥がいたようです。
鳥が飛び立つのを見てから、堤防に近づき、堤防に上がる坂道は、チャリオを押して歩いてあがりました。
すると、堤防の先に海が見え、初島、海苔の養殖の竹竿が見えました。
海苔を取っている船もいました。
2段の道。真っすぐきて、カーブのある道路。
お手紙に書かれた景色は残っていたでしょうか?
仕込みのサイトウさん。特に何もなかったですね。
期待してしまった。
正平さんは海をバックに堤防に座り、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さん。
リクエストである、チームこころ旅で走る前に正平さんからごあいさつ。
「えーずっと長いことやってきて、ここまで見て来てくれたお客様ありがとうございます。本当に。それからちょっと秋の旅の最初の頃、しんどそうだったのか、なるべく楽な道にしてくれた監督たち。ありがとうございました。えー休みます。また逢えたらいいねというあれで。あとどうなるか知らん!バイバーイ!」
そして、みんなで堤防の道を走って終わりました。
1年間ご視聴ありがとうございました
と字幕も出ていました。
ーーー
こちらこそ、1年間素敵な旅を見せていただきありがとうございました。
朝版の楽しみがあって、私もこの1年間で環境が変わりましたが、変わらず放送してくれたこころ旅に癒されました。
今年は大阪府も走ってくれて、私にとっても懐かしい風景を見ることができました。
本当に、こころ旅には感謝しています。
秋の旅の始まりは、正平さんが「胸が痛い」と言っていたのでとても心配しました。
無事、完走できてよかったです。ホッとしました。。
よかった。本当によかった。
来年、また走ってくれたら嬉しいです。
正平さん、スタッフの皆さん、チャリオくん。1年間お疲れさまでした。
ありがとうございました。
#こころ旅
— ぴえーる (@lovetvsite) 2023年12月1日
春の旅やるらしいぞ!
やったーー! pic.twitter.com/Z3g3PifQpF